『昭和洋楽』発売間近、その3。

『昭和40年男』とソニーのコラボで実現したコンピレーションアルバム『昭和洋楽』が9月5日にいよいよ発売となる。しつこい巳年はしつこく解説させていただく。このサイトで僕の駄文に付き合ってくれている皆さんには、是非聴いていただきたい1枚だ。

 

このアルバムは特集で表現した『昭和洋楽』の世界を、4つのゾーンに分けて構成した。これまでに、冒頭から5曲で攻める“昭和の王道ゾーン”と、その後を担った“昭和のディスコゾーン”についてこのサイトで解説してきた。これに続いて、アルバムの色を出すちょっぴり変態チック(!?)な5曲でお届けする“百花繚乱ゾーン”である。

 

 

ここの幕開けはスーパートランプの『ブレックファスト・イン・アメリカ』で、アルバムタイトル曲にもなっている名曲である。このヒットの前に同アルバムからの『ロジカル・ソング』がチャートを駆け上がった。中坊の僕ながらレベルが高い人たちだなと感じ、ディスコ全盛時代にしっかりとしたヒット曲といった印象を持ったのを強く残っている。その意味でも、“昭和のディスコゾーン”からの切り替えにもぴったりな選曲だ、エッヘン。このアルバムは購入したいリストに入ったが、結局買うには至らなかった。

 

 

続くは、よくぞこの曲を入れることを許可してくれたなと我ながら思う、ガールの『ハリウッド・ティーズ』だ。そんなん知らんという諸氏も多かろうが、当時クイーンやジャパンのような“日本の女の子メロメロ作戦”だなと感じた僕だった。そのヒット曲だからこのコンピに堂々とラインナップした。70年代後半から始まったヘビィ・メタルブームに乗っかるように、そのなかへ入れようとする雑誌や評論家もいたが、僕は違ったとらえ方をしていた。その理由がこの曲のキャッチーさにもある。ぜひ、ご確認願いたい。

 

 

この曲が入ったアルバムが、じつは借り物でずっと返せていないのだ。僕も彼に貸したままのアルバムやギターまであるから文句は言いっこなしなのだが、もう10年以上会っていない親友といつか返却呑み会をしたい。そんな気持ちにさせるのも『昭和洋楽』でしょ、なんて押し付けたりして。ありゃ、ずいぶん文字数書いちゃったから、このゾーンの解説の続きは後日またお届けさせていただく。と、こうして発売を盛り上げる姑息な僕だ。

 

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