大事件は突然に。

7月11日発売号に向けて、編集部は詰めに入っている。原稿たちとの戦いはいつ終結するのだろうか? みんなてんてこ舞いでがんばっているものの、我が編集部の辞書に順調なんて言葉はない。今度生まれてくるときには順調な人間になるんだと、わけのわからん妄想などを抱いてしまう今日である。

さてさて、それでなくともとんでもない進行が続いている中、驚愕の事件が編集部を襲ったのは先週の木曜日のことだった。次号の問屋さんへの納入日は7日の予定である。発売日の中2日前で、日祭日が挟まった場合はその分前に倒すことになっているのがルールだ。というわけで、その進行で印刷所や社内のデザイン、制作チームとスケジュールを組み、それにそって我々編集スタッフは予定を組む。ところが木曜日の夜にふと納品伝票を見ると、7日の上から線が引かれ、6日と書き直してある。へっ? なんのこと? まっ、問屋担当のミスでしょとタカをくくっていた。翌日念のため担当に電話を入れると、ぬぁんと節電対応で問屋が休むとそうじゃない。ちょっと、ちょっと、待ってよちょっと〜(byヒロミ・ゴー/お嫁サンバ)。ぎょえーっ。つうことでこの時点で1日のスケジュール調整となってしまったのである。ガーン。

いろんな業界で苦労が強いられて、苦しんでいる方々が国内中にいるわけで、僕が騒いだ所でその程度といわれても仕方ない。でもね、このタイミングで知らされたのはちょっとキツいっす。よーし、今日は東電の株主総会だから文句のひとつでも言いに行こうかって、そもそも株主じゃないから入れやしない(笑)。せいぜい昨日の『浅草秘密基地』で愚痴をいい、なぐさめてもらったのさ。

スタッフたちとは調整がついたが、自分の進行が相当にまずいことになっていて、実は青くなっている。とにかくがんばるしかないっす。でも今回もいい取材が多かったなあ。自分の担当だけでなく、他のスタッフからあがってきている原稿もその様子がよくわかる。それに“笑い”をテーマにしているのだから、書き手の僕も笑って作業しないといけないな。美酒に向かって完全禁酒の日々が続くのだ。来週の『浅草秘密基地』は晴れやかにいくぞー。

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