昭和なコーヒーを探せ!!

炎天下の中何時間も歩き続けた取材の休憩をと喫茶店に入った。昭和を求めたわけでなく、あくまで疲れ果てた体を休めるためにそこにあった扉を開けたのである。座るなり水を一気飲みしてメニューも見ずにアイスコーヒーを注文した。連れの2人はレモンジュースと、取材の激しさを物語っているかのようだ。だがそれも一杯の水にすーっと癒され、あらためて店内を見回す余裕ができるとあら大変、昭和保存の会会長(!?)のワタクシとしてはお恥ずかしい。じつに見事な昭和の茶店である。そして待つことしばし、運ばれたアイスコーヒーがまた見事だった。

 

サイフォンを見るのは随分久しぶりだ。そして熱々で出てくるアイスコーヒーも久しぶり…、じゃない、初めてだ。横にはアイスがたっぷり張ってあるグラスが置いてあり、かろうじて間違っているぞと指摘せずに済んだ僕で、ともかく初体験がうれしかった。コーヒーが落ちると店員さんがグラスに注いでくれて、キューっとよく冷えたアイスコーヒーのでき上がりだ。想像していたよりずっと濃くて、店員さんに聞くとアイス専用の濃く出るように工夫されているとのことだ。香りがよくて本当にうまい。

 

ピンクの10円玉投入タイプの公衆電話が置いてあったり、この日は食えなかったがナポリタンがラインナップされていたり、すべてが作られたものでない昭和だ。灰皿が無造作に置かれているのも昭和の残り香だと思えばよい。こんな素晴らしい茶店がちょくちょく通るこの道にあったとは、灯台下暗しってのはまさにこれである。

 

さて、このコーナー得意の不親切ガイドと行かせてもらうので、次のお休みにでも散策がてら見つけてちょうだい。近所にすばらしい昭和な店が多く見つかるから楽しいこと間違いなしだ。ではヒント。JR蒲田駅西口。以上。では皆様の健闘とご健勝をお祈りする(笑)。

 

 

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