全日本大学駅伝と全日本ロードレース。


スタート直前だってのに、チャンピオン争いを展開しているライダーたちはブースで活躍する

三重県の鈴鹿サーキットに来ている。近くを走る青学の応援に行きたいが、今日は同じ全日本でもロードレースの最終戦だ。最高峰クラスのJSB1000は今日2レースがプログラムされていて、あと数時間後には年間チャンピオンが決まる。現在のポイントリーダーはスズキの津田選手で、再来週の『ラブ・ジ・アース ミーティング』にゲストで来てくれる予定になっている。続く2位はホンダの高橋選手で、現役ライダーでは最も多く『ラブ・ジ・アース ミーティング』にゲストで来てくれている男だ。3位に続くカワサキの渡辺選手だってチャンピオンに手がとどく、今年はもつれたランキングになった。

というのも、圧倒的に早いヤマハの中須賀選手が今シーズンは不運続きだったからだ。もう一人のエース、野左根選手も世界耐久との掛け持ちで不参加レースがあった。そんな状況でポイントが割れてしまい、ランキングトップの津田選手は今年まだひとつも勝っていない。昨日の予選では相変わらずヤマハ勢が強く、今日のグリッドは1、2を獲得しているという状況で、11時から8周で行われる超スプリントレースがいよいよスタートだ。最後の最後は20周で15時から。興味のある方はこちらでライブ配信しているからご覧いただきたい。

同じ全日本ながら、かたやテレビ中継が入って注目のレース。こっちは観客の入りも寂しく、プレスルームもガラガラである。いつも思う。こんなに面白いスポーツなのにもったいないなあと。しかも、若者たちが命懸けで戦っているのだ。

なんて愚痴っている場合じゃない。今年のチャンピオンは一体誰になるのだろう。注目のレースまであとわずか。盛り上がっていきましょう。とはいえ、駅伝も気になっていたりするおっさんである

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