【S40News!】蒸気機関車『C6120』が復活。

JR東日本は6月4日からC61形蒸気機関車を『快速SLC61復活号』として38年ぶりに営業運転する。そのチケットが本日5月24日から発売された。

C61形蒸気機関車は1949年に製造され、東北で“はつかり”や“はくつる”などの牽引を担ったが、1973年をもって営業運転を終了。1974年からは群馬県の華蔵寺公園遊園地で保存されていた。現在、JR東日本ではC57形とD51形の2両の蒸気機関車を保有しており、『SLばんえつ物語号』『SL奥利根号』『SL碓氷号』などとして運行し人気を博してきた。そこで、より多くの人にSLの旅を体験してもらおうと、同社による復元が実現した。復活までの道のりはJR東日本の特設サイト『C6120〜復活への道〜』で紹介されている。

『快速SLC61復活号』は群馬県上越線の高崎から水上まで運行予定。運転は6月の土日に行ない、1日1往復、定員は472席となる。全席指定で料金は大人510円。チケットは主要駅のみどりの窓口やびゅうプラザで販売する。6月4日の運転初日には復活記念セレモニーを開催予定で、C61復活のドキュメンタリーを制作した映画監督の山田洋次氏もゲスト参加することになっている。

■C61形蒸気機関車
戦後の旅客輸送需要の急増に対応するために、余剰のD51形のボイラや部品を活用し、C57形の足回りをベースに製造された大形旅客用機関車。1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)にかけて33両が製造された。

■発売概要
<指定席発売日時>
 5月24日(火)AM10:00(6/4.5.11.12.18.19運転分)
 5月25日(水)AM10:00(6/25運転分)
 5月26日(木)AM10:00(6/26運転分)
<指定席料金>
 大人510円 小人250円
※乗車の際は指定席券の他に乗車券が必要
※主要な駅のみどりの窓口またはびゅうプラザで発売。

C6120復元への道
蒸気機関車「C61 20」復活運転について

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で