鈴鹿8耐へとカウントダウン。

昨日は真夏の祭典『鈴鹿8耐』のメディア懇親会出かけてきた。じつは僕、日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)の広報委員を仰せつかっていて、昨日の会は主催サイドという立場だった。MFJは国内のバイクレースの統轄機関で、モーターサイクルスポーツの普及振興を目指す一般財団法人であり、広報委員はそのまんまのミッションで広く世に発信していく。今回の懇親会は、国内最大規模のレースを盛り上げるにはとにもかくにもメディアの人間が1人でも多く『鈴鹿8耐』に興味を持ってもらうことで、それには主役であるライダーと仲良くなってもらうことが近道だろうと、国内4メーカーの日本人エースライダーをゲストに迎えて会見形式で各自の熱い想いをトークしてもらった。終了後は一緒に食事をしながら、1時間ほどのフリータイムを楽しんだのだった。

fourperson

右からカワサキの渡辺一馬選手、ヤマハの中須賀克行選手、スズキの津田拓哉選手、ホンダの高橋巧選手だ。今年はホンダとスズキがニューマシンで臨む。全日本ロードレースで急ピッチに仕上げているもののも、両者ともまだ道半ばとのこと。あと約1ヶ月でどこまで仕上げられるかが、王者ヤマハと去年2位のカワサキとの勝負の分かれ目になる。津田・高橋両選手ともいい手応えをつかみつつあるとのことなので楽しみである。そしてこの2人、今年の体は去年よりさらに仕上げてある。顔がひと回り、いや高橋選手にいたってはふた回りくらい削ぎ落とされてて、腕は両者ともポパイ並みに太くなっていた。灼熱の戦いもこの体だったら乗り切れるだろう。中須賀選手もすげー体でぷよぷよのおっさんは恥ずかしく、昨日の食事はつい控えめになったのだった。

今年の『鈴鹿8耐』は40周年の記念大会で、鈴鹿をホームコースにしているホンダとしては負けるわけにいかない。スズキのチームヨシムラは第1回の覇者で40年欠かさずエントリーしているチームだ。2連覇中のヤマハは去年も完璧なレース運びを見せ、メーカー参戦4年目のカワサキだってもう勝ちたい。と、当然ながらどこだって表彰台の真ん中に立ちたいのである。

僕らはバイクブーム世代である。そのブームを再探訪できる企画も多く入っていて、きっとおっさんたちは胸をときめかせるはずだ。暑いからテレビでなんて言わず、青春を取り戻しにぜひ夏の鈴鹿に足を運んで欲しい。待ってるぞ。

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2件のコメント

  1. 今年はトリックスターの応援席です!
    奮発してパドックパスも買っちゃいました(≧∀≦)

    • おおーっ、それでしたら一緒にパドックツアーしたいですね。

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