ミニミニライブ開催!!

『浅草秘密基地』ではいつもギターで弾き語りを披露する。迷惑がっている方もいるようだが気にしない気にしない、おいらはジャイアンだぜってな気分で歌うのさ。17歳よりずっと相棒の国産のテレキャスターもどきで、声がでかいからマイクを立てずに歌う。じつは舞台となっているショットバー『FIGARO』では、もう25年以上にわたって弾き語りを続けている。「マスター、僕の歌で店をいっぱいにしてやりますよ」と宣言したのは26歳の頃で、以来ずっとエレキ流しを演じているのだ。曲はスタンダードなロックナンバーとオリジナルを混ぜ込んでいる。ちなみに昨日のスタンダードはビートルズの『カム・トゥゲザー』とCCRの『雨を見たかい』だ。もっとも多く歌っているのが『スタンド・バイ・ミー』だったりする。と、これでなんとなく嗜好がわかっていただけるかな。

その日のお客さんのノリでちょっと遠慮したり酔っ払っちまったりと、秘密基地の度に歌うわけじゃない。ただ、お客さんを待っている間は必ず歌いマスターに聞いてもらう。褒め上手なマスターでいい気分にさせてもらいながら、アドバイスをもらったりしているのだ。中坊より続けたバンドが解散して、もしここでも歌うことをやめていたら今日のぼくはない。継続ってのは本当にでかく、気持ちだけは中学時代から夢見るミュージシャンでマスターにはどう感謝しても足りない。

ギター2昨日はちょっとした変化があった。半世紀以上続けてきた『FIGARO』のステージ(?)で初となるギターリストとのディオで演奏したのだ。しかもアコースティックギターである。いつものギンギラサウンドとは一味違うナチュラルな響きで、お客さんもうっとりだ(嘘)。去年の暮れに本当に久しぶりのバンドを結成してライブを敢行し、自分たちのペースなりにはなってしまうが継続することにした。その矢先にメンバーの1人が重傷を負ってしまい、いきなりの活動休止を余儀なくされた。そこでギターリストとせめて曲作りをしようとつるんでいた時にこのアイデアを話した。「ほんとに少人数ながら、ライブしようぜ」と。「がってんでい」となり、昨日はその初日となったのだ。

お客さんの反応は微妙なものだったが、ミニミニライブながら2人にとっては充実した時間になった。そして我々、実によく反省する。秘密基地のお客さんがいなくなったバーで、あーでもないこーでもないを繰り返すのは、これまた中坊の頃と変わらない。仕事にも張りをもたらせてくれて、今日の午前中の仕事はその効果が出たのか絶好調だった。現状では月イチくらいのペースで来るとのことで、秘密基地に新名物が加わったぞとご報告する。

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2件のコメント

    • うーむ、あからさまにそちらが当たりとなると、自分とテレキャイスターもどきがちょっとかわいそうだけどそうでしょうね(笑)。

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