月の初めに我想う。

また人生に1ヶ月を重ねたことになる。もうすぐ52歳になる僕の誕生日は7月末だから、622ヶ月を終えて623ヶ月目に突入したことになる。改めてこの数字を眺めると大きいのか小さいのか妙な気持ちだ。ここ近年こそ月初のたびにふんどしを締めなおしているものの、かつては今ほどの気持ちでなかっただろう。

無意味に過ごすことに意味があった頃もある。若さゆえの時間の浪費は今となってはそれはそれでいい想い出で、「うんうん」とうなづいている諸氏が多いのではないか。甲斐よしひろさんが『HERO(ヒーローになる時、それは今)』で、ガキの僕らに叫んでくれた「今が過去になる前に」との言葉が胸に突き刺さったが、凡人の僕は何度も立ち止まっては無駄な過去を積み上げてきた。でも10代のそれは前述の通り意味があったが、今はそんなことを積み重ねているわけにはいかない。時間は何かに使わなければと思うのは、確実に死に向かっているからだろう。1日1日、確実にだ。

いつも肝に銘じるのは心技体の充実で、その中で技とすることの多くは仕事のことになるからウエイトはデカイ。働き盛りの50代の皆さんはきっと同様だろうが、仕事ってのは鍛えられる心があるからなおさらだ。仕事を通じた出会いの数々にどれだけの心を注ぎ込むかが、いい仕事になるし心の成長になるのだからお得である。そしてそれを支えるのは健全な体なのだから、心技体トライアングルは常に常に意識していたい。

とまあ、月初にふんどしを締めてこのブログで叫ぶことで自分を震いたたせている。甲斐さんの言葉が突き刺さったあの日のままに明日へ走り出そう。623回目の月初は新規ビジネスへと大きな前進を見せた。今日がいい記念日になるように走るぞー。

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