55歳のその日。

1964去年、物議を呼んだこのコミュニケーションを出張時の電車で見つけた。まっ、非難する方々の意見もごもっともで、物議を蒸し返す気持ちはさらさらないが、こんな件も含めて東京オリンピック決定の日の喜びがどんどん減少させられている。何か見つけてはメディアが騒ぎ、社会がネガティブキャンペーンを張る。オリンピックに限ったこっちゃないが、批判の声が大きくなりながら雪だるま式に批判を呼ぶのが昨今の社会だ。どうもおっさんには馴染めないからガハハを繰り返していく。そもそもネガティブばかりが一人歩きしているけど、2020年に向かってさまざまないい面もあるのに、いい話に対してメディアは消極的である。しかめっ面な社会を寄ってたかって作っている。

僕ら昭和40年男は東京オリンピックの翌年に生まれた。つまりあの興奮を知らない世代のもっとも年長者だ。一つ上の先輩の記憶にオリンピックは留まってないだろうが、とはいえ区分するとしたら東京オリンピックを知る世代と言っていいだろう。僕らは東京オリンピックの伝説を多くのメディアや親たち、先輩から聞いては、遠すぎる伝説として思いを馳せてきた。それが生きているうち(たぶん)に開催されるのだ。これは喜び以外の何物でもなく指折り数えて待っている(笑)。数々の問題が気にならないと言えば嘘になるが、そこは前述の通り植木等風に笑い飛ばそう。

55歳の年だ。男にとってひとつの節目を迎える方が多いだろう。そこにオリンピックが重なるなんて幸運世代じゃないかと、僕はボジティブに訴えていく。

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2件のコメント

  1. 会社に入った時「昭和40年生まれです」と言ったら「とうとう東京オリンピックを知らない世代が入ってきたか!」と先輩に返され、東京オリンピックって日本人にとってはよっぽど大きなターニングポイントだったのだろうなと感じた。55歳で東京オリンピック、60歳で昭和100年、65歳で定年退職するのが2030年と、色んな節目の年にキリの良い年齢を迎えるのは何となくラッキーな気がする(^^)

    • そうなんですよ、キリのいい数字ばかり並ぶんですよね。って、他の世代の方々が笑うネタでしょうが。

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