贈り贈られ喜びのおっさん。

ギフト贈りものやお土産っていいものですな。気持ちのこもった頂きものは嬉しいったらないし、親しい人が喜ぶ顔が見たいと財布の紐が緩むこともしばしばありますよね。つい先日、親しい友人より段ボール箱が届いた。

なんで彼が僕に箱を送ってくるのだろう。中身がまったく想像つかないままに開けるとこのラッピングが出てきた。添えられてたメッセージにはブログを読んで思い立ったとのこと。先日、ブーム・タウン・ラッツのヒット曲『哀愁のマンデイ』に引っ掛けて、毎週月曜日に鼻毛を抜くのが痛いと訴えた。見るに見かねて、自身が愛用しているというヒゲと鼻毛のケア用品をプレゼントしてくれたのだ。キャッチコピーはズバリ『美しい男になる』である。うーむ、こいつを使ったところで僕が美しくなるとは思えないが、バツグンの切れ味だった。

これまでもカッターの類を試さなかったわけじゃない。そりゃあ、毎週月曜日に涙を流しているのだから。だがどれも満足する仕上がりが得られず、諦めて毛抜きに固定して久しい。これでいいのだと長いこと続いていた苦しみから解放されたのだ。もう『哀愁のマンデイ』ではない。

解決したこと以上に贈ってくれた気持ちが嬉しい。まんまとやられたおっさんは使うたびにほっこりとした気持ちを味わっている。今まで痛みで涙がちょちょ切れていたのと雲泥の差である。

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