深川で旅人気分。

IMG_4606深川で打ち合わせ後に、ちょっとした空き時間ができて散策してみた。僕はこれまで、この街に興味をそそられながらもキチンとふれたことがなかった。見所がたくさんあるのと、個人経営らしいの飲食店が多くて大変よろしい街だ。こんないいところを51年もほったらかしにしていたとは、もっと時間をかけて再訪することにした。東京は見て学ぶ要素が多くて、江戸時代の版画や地図を見ながら回ると発見がたくさんある。ライフワークにして目指せタモリさんだ。

深川とはなんとも響きのいい地名だ。東京は家康公によって治水と埋め立てが進んで現在の発展へと繋がるわけだが、この地はきっと水が深かったから深川と名付けられたのだろうなと勝手なイメージを持っていた。が、これはまったくの勘違いで深川八郎右衛門という人物に由来するとのことで、やはり家康公による命名だったそうである。ホントに、江戸を探れば探るほど彼の足跡にふれる。

今回は深川不動尊と、赤穂浪士が討ち入り前に集ったとされる富岡八幡宮で手を合わせて、月島までのぶらり散歩を楽しんだ。荒川区で生まれ育った僕とって、もんじゃとは我がふるさとの食い物だとの考えを持っているが、月島のもんじゃストリートには圧倒された。どんだけもんじゃ屋が多いのじゃ。もちろん食べなかったけど(笑)。

ほんの小一時間の散策ながら旅人気分を味わえて脳が喜んでいた。仰々しくなくとも歩き出せば旅で、これはおっさんならではの楽しみですな。

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