デヴィッド・ボウイの悲しい知らせから1年。

 img_43732013年の1月8日のこと、突如ボウイのシングルがリリースされた。僕にとってはダウンロードで買った唯一の曲だ。当時は、もう彼の新作にはふれられないだろうとなかば諦めていたから、歓喜しながら受け入れた。少し遅れてアルバムがリリースされ、これもうれしい誤算だった。もしかしたら来日公演があるのではと期待をふくらませた僕だ。というのも、何度も来日してくれているのになぜかうまくいかなかったのは人生の後悔であり、次の来日はなにがあっても行きたいと思っていた。が、それはついに実現しなかった。

シングル発売から3年を経て、またまたものすごい音が届けられた。69歳の誕生日の1月8日に、まるでその2日後のことを知らせるかのように『ブラックスター』がリリースされた。この音は僕の胸に突き刺さった。深く突き刺さったまま月日が過ぎ、今日を迎えた。

常に変化を求めた男だった。ロックミュージシャンをアーティストと呼ぶのが嫌いな僕にとって、ジミ・ヘンドリックスと並び彼だけはそう呼んでいる。今宵は『ブラックスター』で静かに呑む。

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