おっさんにかったるいは大敵!!

抽選今の団地に住んでもうすぐ6年になる。入居時のサービスだったのか、バイク1台分の駐車スペースは確保できた。当時は2台所有していて、団地から歩いて5分ほどのところにもう1台分を借りたのだが、ものすごくかったるくて年に数度しか乗らず税金の無駄だと友人に譲ってしまった。今も財布のことをヌキにして数台を所有したく、空きが出ると実施される抽選にトライを続けているが、落ちるたびに「またか」と落ち込み続け、もう今や神頼み状態である。

バイクの話が続く。2006年に改正道路交通法が施行されバイクの路上駐車ができなくなった。迷惑駐車が多かったからライダーの責任がない訳じゃないが、取り締まりが強化されて以降都会ではバイクが激減してしまった。そりゃそうだ。ちょこっと行ってどこでも(配慮すれば)駐車できるのはバイクの大きな魅力だ。駐車場の有無を考えながら都会でバイクに乗るのは極めてかったるい。

「さてさて、今日はしっかりと音楽を楽しみながら焼酎を呑るぞ」とレコード盤を引っ張り出す。針を落とす儀式はやっぱりいいものだ。ABサイドを意識して作られた昔の音源は、しっかりと認識しながら聴きたいとしばし楽しむものの、酔っぱらってくるとCDになってしまう。せいぜい2枚が精一杯である、やれやれ。

バイクにせよ音楽にせよその他の多くの趣味においても、気合いを入れて楽しむときはどんな不便でも乗り越えるが、日常的に楽しむのに不便は大敵である。自宅の居間では自分の座る場所から立たないで手が届く場所にギターを置いている。おかげで1日5分程度の日があるものの、ほぼ毎日触っている。

便利な世の中の反作用なんだろう。加えて“かったるい”は加齢とともに大きな壁になってきましたなあ、みなさん。

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