おっさんになっても、ひと夏の経験!?

今日は夏至ですな。残念ながら東京の空模様からは“夏に至った”感じはしないものの、夏好きのおっさんはワクワクさせられている。

昭和40年男にとって、夏は特別な季節だ。その根底はズバリキャンディーズによる。『夏が来た!』を小5、『暑中お見舞い申し上げます』を小6と、多感になりかけた年頃の夏にヒットさせて、そのすばらしさを教えてくれた。そして大人の階段を登り始めた中1のときに、矢沢永吉さんの『時間よ止まれ』がヒットして夏ってのは妖艶な季節なんだと勝手な解釈をした。さらに中1でぼくらは決定的に夏好きになる曲と出会った。そう、ひばりさんとともに日本が誇るエンターティナー、桑田さん率いるサザンオールスターズより『勝手にシンドバット』が届けられたのだ。ウヒャー、つくづく昭和40年男はラッキーじゃないか(笑)。

勝手にシンドバットこうして土台が出来上がった俺たちは、高校に上がると脳みそいっぱいに女の子のことばかりを考えるようになる。そこでも桑田さんは格好の教材だった。夏の海を舞台にして繰り広げられる男と女の世界に憧れ、こぞって浜辺へと繰り出した。ティーンズの俺たちにとって夏は、男が男らしく、女が女らしく輝く季節になった。昭和40年男はコパトーンの香りに股間が反応するはずだ。

この頃、東京のガキどもには空前の新島ブームが巻き起こっていた。これに乗った同級生の女の子たちはひと夏の経験を謳歌して、背伸びした男たちもバイトに励んで続々とラブアイランドへと旅立ったが、残念なことにロックに埋没した僕は金欠によりそのビッグウェーブに乗れなかった。2学期が始まると格段にきれいになった女の子たちに見とれ、野郎どもの盛りに盛った話に興奮させられたのだ。だから僕は9月が嫌いだ!!

えーっと、なんの話だっけ。そうそう、今日は夏至だ。ついに今年も夏に至ったのである。ティーンズの頃のような未知との遭遇は難しいかもしれないが、大人なりの初体験を人生に加えようじゃないか。ひと夏の経験? うーむ。やはりみなさん、昨日も書いてしつこいようだけれど今年は『鈴鹿8耐』にいらっしゃい…、ってそこかよ(笑)。

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4件のコメント

  1. 未知との遭遇は無いですが、会社の健康診断ならあります。。。(_ _)

    • いやですね、健康診断は。昨日も1つ下のヘビーワーカーと人間ドックの話になり、行くようにと促されましたよ。

    • ca-niさん、今回のカワサキブースはある意味秘密基地です。カワサキフリーク以外はとても入り込めない秘密の花園(!?)です。ぜひご参加くださいね。

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