渡り鳥を愛する昭和40年男!?

土手の人だかりおっと、新年早々やらかしちまったよ。今年も相変わらずうっかり八兵衛だな。昨日コイツを書いて“公開”としたのはウソじゃないよ。でもなんだか考え込んでいるPCに対して、後で確認しようと思っていたのをすっかり忘れてしまったオイラがバカだ。朝、友人からブログがあがっていないと指摘され「あっ、そうだ」と今汗をかいてます。では昨日のブログをお届けしよう(笑)。

大勢のカメラマンが一斉にシャッターを切っている。平和なはずの多摩川の土手に「事件か!?」と思いきや、このレンズの先にいるターゲットはトラフズクというふくろうの仲間だ。頭の上に小さな三角の耳があるのがチャームポイントだがこれは羽とのことで、見た目にはまったく耳に見えてカワイイ。枯れた数本の木の中で眠っていて、茶色の体は保護色で見つけづらいが、このカメラマンたちのおかげですぐに姿を確認できる。寒い地方から真冬は温暖な地へと移動してくるそうで、僕がこの界隈に住み始めてから2度目の飛来で、前回より5年が過ぎている。

ちょっとわかりづらいが、ほぼ中央にいるのがかわいいトラフズク
ちょっとわかりづらいが、ほぼ中央やや右とその下にいるのがトラフズクだ。夫婦か?

前回は、カワイイ姿をお正月休みに何度も楽しんだ。それ以降は来てくれなくなったと毎年ぼやいていたが、今年の正月は久しぶりにその姿に会えた。なんとも平和な気分になるのは、おっさんだからだろうか。おもしろいことにこのカメラマンたちや笑顔で見物している方々も、僕かそれ以上の歳の男だけだ。女性は野鳥に興味がないのだろうか?

多摩川には多くの鳥たちがいて、野鳥の会の方が観察していたりする。今の時期だとたくさんの鴨が川に浮かんでいて、カワイイ鳴き声とゆったりと泳ぐ姿を毎日披露してくれている。鴨たちも寒いところから飛んで来て、春になると少しずつ減っていく。そんな風に季節の移ろいを感じさせてくれるのはありがたいことだ。

渡り鳥にロマンを感じてしまう。そんな男たちがここに集っているのではないか。僕らが大好きだった『池中玄太80キロ』での鶴への深い愛情に、今は強いシンパシーを感じる(笑)。そして思う。我々の幼少の頃の悪臭を放つ多摩川ではこんな光景は楽しめなかっただろう。そしてもっともっと東京がきれいになっていくことを強くのぞむ。毎年トラフズクや鴨たちが飛来してますように。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

2件のコメント

  1. 多摩川対岸を真っ暗な中ランニングしかしてないから風と匂いしか感じられない親父です(^^;
    近いうちに明るい多摩川散策して色々探してみると楽しいかもね(^^)
    って、やっぱり年とったのかなぁ(笑)

    • 多摩川の散策はいいですよ。東京とは思えないほどの鳥や草花たちが迎えてくれます。ぜひっ。

コメントは受け付けていません。