家康くんと呼べない昭和40年男。

編集部員によってゆるキャラ『出世大名家康くん』について、このブログに紹介されていたが、じつは僕、先日仕事をご一緒させていただいた。ちょっと小さいが写真をよーくご覧いただきたい。左の方でしっかりと主張しているのが、このたび『ゆるキャラグランプリ』で栄冠を勝ち取った彼だ。余談ながらステージ上の左端が僕だ。

ラブジアース26th-1

浜松の海岸で清掃イベントを行なったときに応援に駆けつけてくれた。『家康くん』ですと紹介されたが「そんな家康公をくん付けで呼べるわけないでしょ」と、冗談でなく叫んだ僕だった。戦国武将たちが繰り広げた壮大なドラマにまったく興味がないというタメ年はいないのではないか。多くの作家たちに作り上げられた世界であるものの、今と繋がっていることはリアルだ。その中にあって家康公の成し遂げたことはあまりにも大きく、今の日本の礎を完成させた男であることは間違いない。いくら会社に近いからといっても増上寺にちょくちょく出かけるのは、家康公と繋がりたい姿勢が多く含まれている。日本が大好きな僕は、強い感謝の気持ちを持っている。

が、そこはつらいイベントのMCだ。できるだけ呼びたくなかったけど、何度か『家康くん』と紹介せざるを得なかった。その度胸が痛くなる昭和40年男だった。この写真の時点ではまだ日本一の座についてなかった『出世大名家康くん』だが、僕にとってはこの日すでに日本一だった。生誕より400年以上の時を経てもなお日本人の心にいる家康公は、雲の上でさぞお喜びのことだろう(笑)。

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