富山に惚れた昭和40年男!!

カゼギャル

 
うわー、なんだかすっごく違和感がある。きれいな青空に山々、お花畑にかわいくて若い女の子まではいいのだが、50歳のおっさんがすべてを台無しにしている。ちょうど1週間前のイベント終了後の記念写真は、目を覆いたくなるほどの1枚になってしまった。

もうかれこれ20年近く全国各地を巡ってイベントを展開している僕にとって、富山県は数少ない初の開催地だった。どんな風に受け入れてもらえるかと少々の不安はあったものの、みなさんとてもあたたかく楽しい1日になった。あくせくしていない感じが随所に見えて、終止リラックスムードのイベントになった。全国各地を見てきて、地域差というのは当然かもしれないがハッキリと感じ取れる。今回のようにのんびりムードで出来る土地は大好きだ。

これまでのイベント経験でもっとも特徴が強かったのが沖縄である。まずなんといっても朝が遅い。僕らが展開しているバイクイベントはほぼ9時開始にしている。そして終了後にその地の旅を楽しんでもらいたいとの配慮から、12時過ぎに終了させている。するとどこの会場も来場者のピークは9時前後から10時過ぎまでとなり、開始前に来る猛者たちも多くいて8時過ぎには100台を超えるバイクがすでに集まっている。が、初の沖縄開催のときは9時を過ぎてもほとんど参加者がいないという事態が起きた。僕らのイベントは通用しないのかなと落胆しかけた頃になって1台また1台と訪れてきて、ピークは10時半を過ぎたあたりだった。これが噂の沖縄タイムかと頷いたスタッフ一同だった。その後、ジャンケン大会や終了間際の参加者による記念撮影などにもあまり積極的でなく、遠巻きに眺めているという感じ。でもけっしてつまらなそうにしているわけじゃなく、思い思いに楽しんでいる様子で雰囲気はすこぶるよかった。結局、記念撮影は入ってくれない方々に輪に入っていただけるようにお願いして回り、なんとかカタチになったのだった。なんとも奥ゆかしさを感じた。

と、いろんな場所を巡ることで見えてくることがたくさんある。ネットではわからないことが、その地を訪れることで得られるものだ。先週の富山でのイベント終了後に入った居酒屋はさすがに刺し身が充実していて、束の間とはいえ土地の味覚を楽しめた。50歳にしてもまだまだ知らぬことが多い。動くことを続けて生きていきたいものだ。

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2件のコメント

    • 応援ありがとうございました。三原選手はイマイチでしたが、新井選手が検討しましたね。

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