馬鹿と煙と昭和40年男は高いところが好き。

写真 1

タイトルどおり、高いところが大好きだ。てなわけで、高層ビルとしては大阪のあべのハルカスに抜かれてしまったが、しばらくの間日本一だった横浜ランドマークタワーに出かけてきた。

写真 2

高いところは好きなんだが加齢によってビビるようになった。友人のススメで始めようと挑んだ登山では、初心者向けとのことだったが怖い場所が随所にあり、情けないことにせっかく購入した登山靴が無駄になってしまった。ランドマークタワーの展望フロアでも、ガラス越しに真下を見るとクラっときた。ややビビったものの、安全が確保されているとむしろクラクラするのを楽しめるものだ。

写真 3

バブルの絶頂期に着工して、完成した時には完全に崩壊していたという悲劇のビルだろうか。だがどっこい、この周辺は楽しい施設が数多くあり、遊びに出かけるには素晴らしい場所だ。今回はここを中心にした数々のショップを見て回り、ビルの外に出ると寄り道を楽しみながら中華街を目指した。数多くあるうまそうな中華料理店から、ネットなどの情報には一切頼らずに店構えと勘だけで決めて入店するとさすが目利きの選択で、一杯やって帰宅というコースを楽しんだのだった。

幼少の頃はなんといっても東京タワーが高いところの代名詞で、北村家のお墓が近いことからよく連れて行ってもらった。やがてサンシャイン60が開業したのが中1になった年で、仲間とちょくちょく出かけたものだ。僕ら世代の東京人にとってタワーといえば東京タワー、高層ビルといえばサンシャイン60が2大スターだ。今回はそれより高いビルに初めての登ったことになるのだ。

写真 4高い建造物に登ると人間の英知を感じて嬉しくなってくる。高さそのものもそうだし、眼下に広がるまるで建物が詰め込んであるような都市からも嬉しさを感じる。幼少の頃の東京タワーでも今と変わらず「都会ってすげーっ」と、深い考えなんかなかったけれど興奮していた。僕の東京好きのベースには、幼少の東京タワーからみた景色の想い出が強く入っている。なんてことを思い出しながら、僕ったらつくづく今日のタイトルどおりだなと終始笑顔で360度を楽しんだのだった。

ここにはラウンジがあって、ソファーに座ってビールを呑みながら景色を楽しめる。まるで天下をとったような、最高の贅沢な時間を楽しめる。20年以上前の開業で今さらながら、オススメスポットですぞ!!

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