【発売迫る! 昭和40年男 2015年6月号】岡本太郎と昭和40年男の関係。

岡本太郎

昭和40年男で「アート」を取り上げられないか、そう考え始めたのはずいぶん前のことでした。しかし、実現に向けて動き始めたのは実はかなり“最近”のこと。と言うのも、今回は別の特集企画が決まっていて、その準備をすでに進めていたのですが、諸事情によってそれがすっ飛んでしまい、白紙状態からのスタートを余儀なくされたのです(ちなみに、この企画は今後継続して追いかける予定ですのでお楽しみに)。こんな時、企画のストックがあるのが当たり前なのでしょうが、行き当たりばったりの当編集部はそんなものを用意しているはずもなく、そこからにわか勉強をしてバタバタとスタートを切ったのがこの特集だったというわけです。そんな出だしだったので、滑り出し好調というわけにはいかず、それぞれの記事がかなり難産でしたが、結果的にすばらしいラインナップとなり、昭和40年男らしく仕上がったと自負しています。

その一つとしてまず紹介したいのは、岡本太郎さんの記事です。おそらく、昭和40年男が初めて出会ったアートが岡本さんの作品だったのではないでしょうか。もちろん、1970年開催の大阪万博での『太陽の塔』が一番印象的だったはず。その後は岡本さん自身がCMやテレビ番組に出演するようになり、奇妙なことを言うおじさんとして人気者になっていく過程を目撃していったはずです。やっぱり「芸術は爆発だ!」はとても印象的です。そんな岡本さんや彼の作品が、昭和40年男の美意識に与えた影響について、考察しているのが本記事となります。岡本太郎さんの作品と昭和40年男との間に意外なつながりを見出せる記事になってますので、ぜひ。

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1件のコメント

  1. 岡本太郎と言えば、近鉄バファローズの猛牛マーク。

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