【タメ年たちの大活躍!】金澤 智の新著『アメリカ映画とカラーライン』。

アメリカ映画とカラーライン――映像が侵犯する人種境界線
『アメリカ映画とカラーライン――映像が侵犯する人種境界線』 水声社・46判上製、232頁、定価2800円+税

昭和40年生まれのアメリカ文学、文化論学者で高崎商科大学教授・金澤智が、新著『アメリカ映画とカラーライン――映像が侵犯する人種境界線』を上梓した。

本書のテーマは「20世紀の問題とは、カラーラインの問題である」。いまや人種境界線は可視の要素ではなく、曖昧かつ不安定で不可視なものになりつつある。そのカラーライン(人種/階層)の問題を、『招かれざる客』『ジャキー・ブラウン』『8Mile』『ビッグ・フィッシュ』などのハリウッド映画を読み解きながら現代社会の深層にさぐる最もアクチュアルなアメリカ文化・映画論となっている。

金澤は、主な著書に『アメリカの旅の文学——ワンダーの世界を歩く』(共著、昭和堂、2009)、『ヘンリー・ミラーを読む』(共著、水声社、2008)、『アメリカ文化史入門——植民地時代から現代まで』(共著、昭和堂、2006)、訳書にヘンリー・ミラー『マルーシの巨像』(水声社、2004)などがある。

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

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