年の瀬に想いをよせて。

本当は今、浴びるように呑んでいるはずだったのだが、残念ながらまだ終わっていない(笑)。
今年最後の『昭和40年男』は、えらい難産になってしまっている。
印刷所に何度もあやまり、現場の調整を繰り返し、
外部との連携に奔走する中での細かな作業が延々と続いている。
もうちょっと、もうちょっとなんだよー。がんばるぞー。

さて、今日はそんな苦しい現場とはなれた話で、せめて一瞬だけでも気持ちを落ち着けてみようかなと。
まだまだクールダウンできる状態じゃないけど、せめて書き上げるまで夢を見させてくださいってか。
手帳を開いたら、ありゃりゃ、もうあと4週間後は元旦を迎えているのですね。
すごいなあ、締め切りと奮闘している間にもうこんなにも押し詰まっていたんですな。
そのわりには暖かいですなあ。みなさんの街はどうですか?
編集部に閉じこもっているせいもあって、まったく年の瀬を味わえていない。

この会社をつくった当時、まだちっとも仕事がもらえなかったころ。
デパートのクリスマス装飾の仕事を受けたことがある。
大したことないよ、電飾をつけてリースをたくさんつけるだけ。
夜の11時頃、会社の相方と2人で行って、イベントプロデューサーの名刺を持った
孫請けの会社さんの担当の指示に従って、まっ、深夜労働請負ですな。
企画屋さんのプライドがあるから人件費でなく制作費で請求させてくれってね。
でもね、あの仕事点灯したときすごく感動したんですよ。
ああ、年の瀬なんだな。この明かりの元で、暖かい気持ちになれる人がいたらいいなって。

街のあちこちがせわしなくなって、照らす明かりがなんだかやさしくて。
そんな時期なんですよね。
暮れでひとつ、とっておきのシーンがある。25日の深夜だね。
にぎやかな街であればあるほど、終電が終わると一斉に装飾関連の人たちが動き出す。
たぶん、1年で一番忙しい日なんじゃないかな。
クリスマスの装飾が松飾りに変わるのですよ。
始発前までの約5時間くらいが、その勝負になる。
前、事務所が赤坂だったときに、缶ビールを呑みながら銀座、日本橋あたりまで行って戻って、2時間ほど歩いた。
それは見事な手さばきで、装飾されていく。
洋から和へと、見事な化粧直しは見ていてとても楽しいものだった。
ちょっぴりクリスマスに疲れきった街の感じがね、
それもまた味わいあっていい気分にさせてくれたのを記憶している。
今年は歩いてみようかな。

あまりいい話のない世の中ですが、せめて心に暖かい光を灯して、いい年へと向かっていきましょう。
って、大晦日かよ。
さてと、戦場に戻ります。

2件のコメント

  1. わしらディスプレイ業界にとっては
    実は大晦日にも大きな現場があって
    「あけましておめでとうございます」POPを店内に設置したり・・
    年明け早々のSALEの仕込みなどなど・・

    食品売場で振る舞い酒がくばられ
    除夜の鐘をききながら
    大工さん達と乾杯とかするんですよ・・

    satoru

  2. そうですか、年明けも山場なんですね。それは大変なお仕事ですが、でもね、感動の演出者ですからがんばってください。

お気軽にコメントをどうぞ

メールアドレスは入力しても公開されることはありませんのでご安心下さい。