棺桶に入る前に!!

さんま9月に突入した。今年もいよいよ残り少なくなってきたなとの意識が芽生える。40代で過ごす最後の1年をどう締めくくろうかとアレコレ考えながら今日は出社した。ホ〜ントにっ、月日の流れが早すぎる。一日一日を大切にしていかないとやり残したことだらけで棺桶なんてことになりかねない。49歳の1年は一生に一度しかないのだと言い聞かせて、皆さん一緒に走りましょう。ちなみに写真は9月に突入したイメージカットである(笑)。ここにきてグッと値段が下がったらしく今朝の食卓を飾り、秋の始まりにふさわしい演出をしてくれたのだった。

今日は親父方の婆ちゃんの命日でもある。婆ちゃんは美容院を営んでいたそうで、僕にはそのオシャレな血が入っているはずなのだが、残念ながらその素質は開花しないままに今に至っている。昭和40年の今日に亡くなったから僕にはまったく記憶がない。7月末に生まれたばかりの僕を背負っての葬儀で、お袋はさぞ大変だっただろう。一方、腕のいい職人だった爺ちゃんは、親父が7歳の時の大晦日、仕事納めの後に逝ったそうだ。これまた婆ちゃんは大変な思いをしたことだろう。

ここ近年、キチンとした家系図作りに取り組もうかと考えている。叔父叔母たちが生きているうちにできる限りのヒアリングをして、ご先祖様との繋がりを整理して未来へと残したい。遠い祖先までつかむのは難しいかもしれないが、今僕が動かなければ過去との繋がりがわからなくなってしまう。幸いにして(!?) 爺ちゃんはたくさんいた兄弟の下っ端だから、僕に繋がる北村家の初代だ。つまり三代前から調べれば、我が北村家の家系図は完成させられる。親父はきっと整理するつもりだったろうが、なにせ62歳で血を吐いてそれっきりだった。本人だってそんなに早く逝くとは思っていなかったはずで、ちょうどそろそろ着手しようなんて時期だったかもしれない。

みなさんの家に家系図は存在しますか。もしくは僕と同じように取り組もうとしている方もいるのではないだろうか。戦争を挟んでいるからその辺の資料がすべて焼けてしまったなんて方も多いことだろう。いずれにせよキチンとつなぎ止めて末代に残すのは、僕ら世代の重要な責務ではなかろうか。そしてこうした作業こそ、時間に流されると僕の親父のように未着手で棺桶に入ってしまうことになる。ひとまず、お彼岸に不義理している親戚を訪ねることから始めてみようか。

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4件のコメント

  1. 初めまして。毎号楽しませていただいてる40年生まれです。
    家系図お勧めします。次男の父親が亡くなった時、
    本家の従兄弟に相談されて作成しました。
    市役所の窓口も最近は厳しくなっているので身分証を持って、
    孫です、って言って順番に遡って行ってください。
    結構広範囲に喜んでもらえます。
    3代4代幾つ位で亡くなったのかも判って自分の残り人生
    向き合うキッカケにもなります。

    • 武田智明さん、初のコメントありがとうございます。やる気が湧いてきました。
      どう取り組んだのかアドバイスいただけるとありがたいです。僕だけでなく、興味のあるタメ年は多いと思います。是非っ!!

  2. お疲れ様です(^^)v
    秋刀魚は気仙沼産でお願いします(*^^*)
    家系図ね、ルーツを辿りたいとは思ったりしたけど。
    残念ながらうちは娘2人なんで俺で止まっちゃうんだな(^^; せめて変なジイチャンがいたなって覚えてもらえるまでは頑張りたいと思っておりますが 。
    下のるが消えません申し訳ない(*_*)

    • 気仙沼産、了解しました。
      ウチもモテそうにない息子が1人なんで、止まってしまうかもしれません。でもせめて、息子までの四代分は完成させたいと思ってます。

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