さあ、もう〆切まで日がなくなってきたぞ。
あと約1ヶ月で取材から執筆までを終了させなければならない。
台割表の上がりは自分の仕事史上もっとも早かったものの、
そのまま進行に反映されるとは限らないのだねえ。
焦りとスリルの上に、実作業が乗っかってちょっとパニック状態の日々である。
そんな第5号の進捗状況をちょっぴり報告したいと思う。
まず、巻頭を飾る“タメ年のスゴイやつ”には本木雅弘さんのインタビューが決定した。
取材予定日はまだ先なので変更の可能性がゼロではないが、まずよっぽどのことがない限り大丈夫だろう。
去年の暮れは“坂の上の雲”でのすばらしい演技に心を奪われ、
もうすぐ始まる第2クールを首を長くしながら期待していた矢先のインタビューで、個人的にもワクワクしている。
“坂の上の雲”で、同じくすばらしい演技で引きつける香川さんもタメ年なんで、
本木さんから繋がっていったらおもしろいなと密かに企んでいたりするのだ。
こうしたインタビュー取材は、仕込みに時間がかかるのだが、
これは心を込めてのぞむためにも欠かせない時間でもある。
また、旅の連載企画を始めることにした。
こいつは後日また詳しくお伝えするが、相当のバタバタページになるだろう。
本木さんのインタビューの翌日から出発する予定だ。
そして問題の特集である。
『昭和40年男』では大きな特集を3本練り込んでいる。
ひとつは連載企画である“夢あふれる俺たちの時代”で今回は昭和54年を取り上げる。
いやいや、なんといってもこの年はカセットテープですよ。
ウォークマンのデビュー年で、懐かしのラジカセも百花繚乱の時代。
この年を振り返ってみて感じるのは、技術優先で製品が世に送り出されたということ。
「こんなすごい技術を思いついたから、はいこんなものができました」ってか。
マーケティングなんか完全に後付けだったのではないだろうか。
ダブルカセットは記憶に鮮明だが、僕の記憶からは消えていたトリプルカセットなんてある意味迫力の製品ですよ。
この取材にはヴィンテージラジカセを収集している
デザインアンダーグラウンドの松崎さんに全面的にご協力いただき、ホントに助かりました。
もちろん、その他にも面白い現象がたくさんあって、いやホントに幸せな時代を生きてきたなと改めて感じる。その幸せを現代に還元しないとバチが当たるよね。と、フンドシを締め直しているのだ。
もう一本の連載特集である健康講座では“メタボ”を取り上げる。
こいつも難航しているが、担当の小笠原が
ここから怒濤の追い上げを見せるのだ(と、さり気なくプレッシャーをかける)。
そしてメインとなる第一特集は“呑んべえ、万歳”とのタイトルで突き進んでいる。
タイトルについては例のごとくギリギリまで悩むだろうが、
現時点では企画のノリがいい表せているグットタイトルだと気に入っている。が、もちろん難航。
酒にまつわる知識や情報でなく、核とするのは酒と関わる人生だ。
「わかっちゃいるんだけどさあ、やめられないんだよねぇ」という共感を生むページ構成としたいのだ。
そこで改めてお願いだ。こんな人にエントリーしてほしい。
酒席での失敗や成功、恥などエピソード満載の昭和40年男。
酒にまつわる仕事に従事する昭和40年男。
風邪をひこうが、胃が痛かろうが、ガンマだの尿酸値だのガタガタ言わず、
とにかく飲酒に懲りない昭和40年男。
ピンと来たあなた、今すぐにメールください。
アンケートや取材協力いただきたいです。
以上、鋭意制作中の第5号ですので、応援よろしくお願いします。
40年! 40年!とそこまで連呼されるとやはり昭和40年以外は参加しにくいですね。
購入は制限なし、参加は昭和40年生まれ限定!
オイラも40年に生まれたかったな・・・。
ゴメンなさい。ちょっと連呼しすぎました(笑)。購入だけでなく、投稿とかイベントももちろん参加OKですよ。ただ、誌面の焦点がわかりづらくなってしまうので、取材対象者に限っては限定しています。それと僕の野望は、臨時増刊で全年齢をカバーすることですから、いつか取材をさせていただく日がくるかもしれません。そのときはよろしくお願いします。