昭和40年生まれの音楽家・服部隆之が7月26日から放送のNHK土曜ドラマ『芙蓉の人~富士山頂の妻』の音楽を担当している。
服部は高校2年次にフランスへ渡り、パリ国立高等音楽院へ入学し、修了後、1988年に帰国し音楽家としての活動をスタートさせた。福山雅治や椎名林檎、山崎まさよしなどのポップスから、鮫島有美子や武満徹のクラシックまで幅広いアーティストへ楽曲を提供したりコンサートなどの編曲を手がけている。
映画においては、96年『蔵』、98年『誘拐』・『ラヂオの時間』の3作品の音楽を手がけ、日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。テレビドラマでは『NHK連続テレビ小説・すずらん』『HERO』『王様のレストラン』『NHK大河ドラマ「新選組!」』『のだめカンタービレ』『華麗なる一族』などの音楽を担当してきた。昨年放送され話題となったテレビドラマ『半沢直樹』の音楽も服部が手がけている。
その服部が手がける同ドラマの舞台は明治時代。日本の未来のために不可能と思われていた厳冬期の富士山登山を成し遂げた実在の夫婦の物語を描く。服部の手がける音楽がドラマをどのように盛り上げるのかにも注目しながらドラマを楽しみたい。
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