【S40News!】ヤマハ発動機、三輪スクーター「トリシティMW125」9月発売。

03_MW125_BWC1_3

ヤマハ発動機は、同社初のマルチホイールモデルとなる、125クラスのバイク「TRICITY MW125 (トリシティMW125) 」を 9月10日より発売する。

このバイクは、フロントの二輪構造を特徴とする三輪スクーター。今年4月よりタイで発売されたグローバルモデルで、日本国内仕様として正式に発売されることとなった。

04_MW125_BWC1_4
▲ブルーイッシュホワイトカクテル1(ホワイト)

同社が推進する LMW (Leaning Multi Wheel=モーターサイクルのようにリーン (傾斜) して旋回する3輪以上の車両の総称) 製品の長期ビジョン第一弾として、都市部を中心に経済性と利便性の高い125クラスで開発されている。

独自のLMW機構は、「パラレログラムリンク」と「片持ちテレスコピックサスペンション」で構成。旋回時にフロント二輪が車体と同調してリーン (傾斜) し、軽快でスポーティなハンドリングと、安定感を備える “新しい楽しさ” が実現されているという。

▲ブラックメタリックX(ブラック)

特にフロント各輪で片持ちとなる左右サスペンションは、機能を独立させて十分なバンク角とハンドルきれ角をもたらしている。荒れた路面などでの高いギャップ吸収性があり、乗り心地にも貢献している。

車体の前後重量配分は MotoGP (レース) で培った技術を反映した 50:50 とした他、燃料タンクは車両重心近くに配して自然なハンドリングにされているということだ。
 


▲マットディープレッドメタリック3(マットレッド)

 
シティコミューターとしての高い利便性も備えている。市街地での快適な乗り心地の他、乗り降りしやすいステップスルーのフラットフットボード、フルフェイスヘルメットも収納可能な大容量のシート下スペースなど、利便性の高い設計となっている。

スペックは、エンジンが124ccの水冷 4ストローク SOHC 2バルブ 単気筒で、最高出力は11馬力/9,000rpm、最大トルクは1.0kgf・m/5,500rpm。変速装置はVベルト式。タイヤサイズ (前/後) 90/80-14M/110/90-12、サイズは 1,905 × 735 × 1,215 (mm) 、車両重量は152kg、シート高は780mm。ボディカラーはブラックメタリックX (ブラック) 、ブルーイッシュホワイトカクテル1 (ホワイト) 、マットディープレッドメタリック3 (マットレッド) の3色。価格は35万6,400円 (消費税込み) となっている。
 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

2件のコメント

コメントは受け付けていません。