若者たちの意識に戸惑いながらも、おっさんはがんばる!!

最近、20代前半の若者たちと絡むことが多くて、おもしろい話をいくつも聞けている。ただ驚かされたのは、男女の感覚に大きなズレが生じていると感じたこんな話だ。

20代前半の女性から聞いた話では、男友達の部屋に平気で泊まる。そして、何もないと言う。その時に同席した僕より少し年上の男と目を合わせ「それは絶対におかしい。女の子が同じ屋根に入ったらもうそれはOKの合図だから絶対にダメだ」と説教したが、全然そんなことはないとのこと。ツーリング先で安いからと、ラブホを使ったことがあるとも言うじゃないか。そして、それでも何も起こらない。いい友達のまま翌朝から旅を続けるそうだ。「そっ、そっ、そんなバカな」と、2人のおっさんはまったく信じられない話ながら、今度は男子から驚愕の話が飛び出した。彼は童貞ではないそうなのだが、あまり好きじゃないと言う。そんなバカな。20代前半といったらそのことしか考えていなかった僕には、まったく信じ難い言葉である。ウーム。

先日フラッと入った音楽バーで、雇われながら20代前半の店長ががんばっていた。あまり好きな言葉じゃないが、今風のイケメンである。その彼に「最近20代の男女に聞いた驚愕の話があるんだけどさあ」と、この2つの話を持ち出し意見を求めてみた。彼はうなずきながら、そういった傾向はあると言う。だが自身はバリバリの肉食獣だと宣言してくれたのには、ホッと胸を撫で下ろしたのだった。

一樹さてさて、こんなネタから引っ張るのはいささか強引かもしれないが、明日は今僕が熱く注目している若者とイベント仕事である。カワサキと契約しているレーサーの渡辺一樹選手だ。去年初めてカワサキの看板を背負って走り、今年が2年目になる。ちょっと上から目線になってしまうが、男の子ってのはたった1年でこれほど成長するものかと驚いている。2年目を迎えて、チームを背負っていこうという意識が強くなったように感じられ、少しでも速く走ろうとする努力や試行錯誤につながっている。去年とはまるで別人のように感じるのだ。その姿や成長が心からうれしく感じるのは、おっさん特有の感覚だろう。

いい若者はとことん応援したくなる。僕も若い頃はいいおっさんたちに恵まれて、たくさんの恩恵をいただいたからその恩返しでもある。渡辺選手にとって僕が役に立っているかはわからんが、トークショーという仕事を通じて、またこの付き合いに対して誠意を持って臨みたい。明日も精一杯の力を込める。

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4件のコメント

    • ありがとうございます。僕らの時代もきっとおとなしめなヤツはいたと思いますが、割合の問題でしょうね。

  1. 一樹には、勝負にがっつく肉食系でいって欲しい!

    • きっとそうだと思いますが、本人に聞くのはやめておきました(笑)。

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