懐かしのぶら下がり健康器を購入!!

ぶら下がり会社のイベント時に使うユニフォームだ。ってそんな話でない。干しているこの豪華(!?)な、ぶら下がり健康器を購入したのだ。

今年の健康診断で、ひとつ驚きの結果を得た。縮み続けていた身長が3mm伸びたのである。そもそもは、腰痛対策に近所のブランコのフレームでぶら下がりを試してみた。3ヶ月ほど続けると、少しずつ腰痛が軽減していった。そして診断に臨んだら、この副産物である。おおいに喜び、その後も続けていたが、朝の慌ただしい時間に目の前の公園まで出かけるのはなかなか困難である。かと言って真夜中の公園に一人で行くのは怖い。だがそのすばらしい効果を知ってしまった以上、できれば毎日ぶら下がりたい。たかがぶら下がるために投資するのはどうかなとは思いながらも、腰痛で病院に通うことを考えたらいい選択でないかとついに購入に踏み切った。

こいつが購入前までの僕にとってのぶら下がり健康器だ。こっちの方が長くぶら下がっていられるから、購入した今もちょくちょく世話になっている
こいつが購入前までの、僕にとってのぶら下がり健康器だ。こっちの方が長くぶら下がっていられるから、購入した今もちょくちょく世話になっている

昭和40年男なら、大ブームとなったのを記憶しているだろう。ああいった、突如として起こる国民的な大ブームは当時は実に多かったですな。その代表格が紅茶キノコとぶら下がり健康器じゃなかろうか。値段が手頃だったこともあるだろうが、「スタイリー」みたいにあやしい外国人に電話しなくてもいいのも、きっとよかったのだ(笑)。

紅茶キノコにもハマった我が家だから、当然のようにこのブームにも乗ることになった。だが我が家はこうしたものをすぐに買おうとはしない。親父はまず作ろうとする。余談ながら、家族旅行で行った宿で卓球がおもしろいと喜ぶ僕を見て、親父は組み立て式の卓球台を作り、おかげで我が家は多くの同級生たちのたまり場になった時期がある。そんな北村家のぶら下がり健康器は電気屋ならではのものだった。壁の2ヶ所に強力なフックを打ち込み、野外アンテナの交換で出た鉄パイプを寸法を合わせて切り、固定したのだ。完成した日は家族4人が取り合うようにぶら下がったが、ブームは極めて短いものだった。

かつてはそんな風にすぐやめてしまったが、今回は大活躍している。毎日のようにぶら下がっては腰が伸びる快感を得ながら、徐々にぶら下がれる時間が長くなっていくことに喜びを感じている。来年の健康診断では、身長はどのくらい伸びているだろう。高校時代と比べると約5cm縮んでしまったのをどこまで戻せるのか? 劇的に改善されてきた腰痛は完全に解消されるか? そんな願いを込めて、今朝も元気にぶら下がってきた僕だ。
 

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2件のコメント

  1. 高校時代からは、5mmでしょ?
    5cmだとヤバイよ編集長!( ̄◇ ̄;)

    俺も懸垂できるのが欲しいんだよね。

    • ヤバイですよね、5センチは。当時の自分にあったら言うでしょうね「おまえ、でけえな」って(悲)。

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