昭和40年男が愛するミートソース。大阪梅田、阪急三番街にて。

写真 3先日、東海から関西を巡る出張に出かけた。『大阪ミナミ秘密基地』で知り合った連中と呑みたいところだが、僕の出張は夜から埋まる(笑)。クライアントたちは、酒席をキチンと設けてくれるのだ。

途中、大阪梅田で人と会う約束があり、その前にランチにしようと地下街にもぐった。生まれて初めて育った街から離れて、大阪に移り住んだのは昭和60年のことだ。まだ19歳の春で、タイガースフィーバーの年である。夜行列車を乗り継いで大阪駅に着くと、阪急三番街なる文字を見つけて、そのステキな響きに誘われて地下へと潜り込んだ。迷子になったほど規模が大きくて、大阪の最初のショックだった。今もあの頃と雰囲気は変わらず、周囲にできた新しい施設のせいでやや古さも感じさせる気がするが、相変わらずバラエティに富んだ地下街で、僕にとっては想い出深い。

さてなにを食おう。ところで遅ればせながら、本日のタイトルは一昨日と似てますな(笑)。コロッケに誘われて入ったのは、昔ながらの洋食屋だった。コロッケのはずがメニューを見ると、スパゲティの解説に茹でてから一晩寝かせたモチモチとある。最近おっさんたちに流行のナポリタン同様で、極太麺を1日寝かすことにポイントがあるようだ。そして僕は幼少の頃よりミートソースが大好きで、それは給食で出てくるものでも、お袋がケチャップで仕上げたものでも、そして茶店の缶詰だってよかった。ミートソースのスパゲティは女子供の食い物でありながら、いまだ僕の心を掴んで離さないから大晦日には大量に仕込んだりと、自分でもよく作る

予定を変更して、税込み810円のコイツを頼んだ。オープンのキッチンからスパゲティを炒める音が聞こえてきて、胸の高鳴りは最高潮だ。油のたっぷりと効いたモチモチ麺に、たっぷりのミートソースがかかって熱々の鉄板で出てきた。粉チーズをたっぷりとかけて頬張ると、完全なる昭和テイストに喜ぶ僕だ。「これじゃー、これこそミートソースじゃー」と叫びたいのを我慢して、食べ進めた。

さて、よくよく考えると、おっさん1人でスパゲティしちゃっていることが恥ずかしくなってきた。僕はひとりでマックに入れないほど、女子供系の店に対してシャイ(!?)である。1人で店に入ってスパゲティを食うなんてのは、おばちゃんがやっている場末の茶店か、酔った勢いを借りて深夜のファミレス、最近流行のおっさん向けナポリタンの店くらいでしか経験はない。昼間のレストランで食べるとはなにかの間違いだと、食べ進めながらどんどん赤面してしまうような気持ちを味わった。後半はもう味わっているというより、のみ込んでいる感じになってしまい、そそくさと店を出たのだった。でもね、おいしかったよ(喜)。

2件のコメント

  1. まさにその日その時間帯、ヤザワも梅田で独りランチしてましたのにぃ~
    ではまたの機会☆

    • そうでしたか。電話すればよかった。それにしてもあの界隈の変化は凄まじいですね。ほぼ100%迷子になります(恥)。

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