23歳の若者とお仕事する48歳!!

平成生まれどころか、1990年生まれの後輩と仕事をするようになったのだから驚きである。先日のバイクイベントでご一緒したのは、全日本ロードレースの最高峰クラスである『JSB1000』で、カワサキを背負って戦っている渡辺一樹選手だ(ここに当日のことを語ってくれている)。年間を通じてのポイントを競うシリーズ戦で、現在まだ2戦を消化したばかりながら、ポイントランキング3位につけている。つまり、現段階では日本で3番目に速い男だ。

渡辺一樹

僕にはバイクイベントの仕事も多く舞い込んでくる。数々のイベントがある中に、参加者の年齢を29歳以下に限定したものがあって、今年は4回プログラムされている。もうすぐ49歳になるおっさんが少々心苦しいのだが、上から目線の人間が1人くらいいないと引き締まらないとの大義名分はある(ホントか?)。このイベントがつい先日の日曜日に名古屋で行なわれ、ゲストとして現在23歳のプロライダー、渡辺選手が登場となったのである。

これまでライダーとしてキャリアを積んできて、去年初めてメーカーを背負うトッププロの仲間入りをした。去年は年間ランキング9位とさほどいい成績ではなかったものの、1年目としては十分の合格点で今年も契約を結んだ。真価が問われる2年目で、ここまでの2戦では去年より格段にレベルアップしたことを見せつけている。そんな彼とのトークショーを展開し、僕は成長をひしひしと感じさせられたのだ。実は去年にも、1度イベントにゲストとして登場してくれ、トークショーを行なったのだが、このときはあまり積極的なトークはなかった。今回はガラリと変わり、自信にあふれていて言葉が力強くなっていた。顔つきも去年より鋭くなったと思えたのは、おっさんならではの目線だなあ。

時速300㎞以上でかっとんでいき、鋭く減速させてコーナーを抜けてまたアクセルオン、そしてブレーキングを繰り返して周回を重ねていく。トークショーでご一緒したあるベテランライダーが語った言葉を借りると「怖くないはずはないでしょぅ」とのこと。どんなスポーツよりも死に近く、まさしく隣り合わせの中で1つでも順位を上げるために戦い、そのために日々努力を重ねているのだ。そんなとんでもない職業を選んだ猛者たちにの中に自分を置いている若者である。トップに近づけば近づくほど、それまで知らなかった経験を積み、そのまま成長に直結しているのだろう。

彼とは今年のイベントで5回顔を会わす予定になっている。今年1年の成長が楽しみで、この気持ちってなんだか親心に似ていて妙な気分である。多くの昭和40年男にとっては、今後は後輩との接し方がますます重要になっていき、それ自体の責任も大きくなっていく一方だ。いい方向付けをできるように、自身の努力も欠かさぬようにしたいものだと、成長著しい若者におおいに刺激を受け、フンドシをキリキリと締め直した僕だった。

2件のコメント

  1. 男、kawasaki、GPZ

    ハタチの頃、これに夢中でした。

    バイクじゃなく単車と呼んでいたあの頃。

    ガンバレ! 一樹!

    • GPZは900でしょうか? 当時400もバカ売れで、僕の身近のタメ年男もかっとんでいました。
      一樹は明日もてぎでレースです。どうなることやら。

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