沢田研二さんと昭和の日。

僕らの世代だと、天皇誕生日と言った方がピンとくる今日は昭和の日だ。天皇が崩御なさった昭和64年、平成元年にみどりの日となり、つい最近の平成19年に昭和の日に変わったのは、広く知られているような、あまり馴染みないような。ともかく昭和の日としての歴史はまだ浅くて、今後面白いイベントが増えていくことに期待したい。実際今日、大分県の豊後高田では「ふざけるな!」「いい加減にしろ」と、決め文句を叫びながらちゃぶ台をひっくり返す『ちゃぶ台返し選手権』が行なわれるらしい(笑)。『昭和40年男』と、昭和を雑誌名に冠しているのだから、ウチもイベントの1発くらい仕掛けたいところだ。

気が付けば、僕らはもうすでに平成の方が長く生きている。幼少の頃は時間の経過が遅くて、平成が始まってからの人生の方が短く感じるのは僕だけではないだろう。ほとんどのタメ年たちにとって、平成は仕事に追いつめられるままに生きているから、早く過ぎ去ったように感じられるはずだ。感覚としては平成が26年を迎えたこの間は、僕にとって昭和を生きた半分以下の長さに思える。もっとどん欲にいろんなことに手を出さないと、時間はもっと加速するだろうから、やはり来年のこの日はイベントでもぶっ放したいな。

あんたの時代はよかったと歌いつつ、そんなことまったく思っていないだろうってくらいカッコ良さを感じたジュリーの名曲中の名曲だ
あんたの時代はよかったと歌いつつ、そんなことまったく思っていないだろうってくらいカッコ良さを感じたジュリーの名曲中の名曲だ

さてさて、昭和の日ですからしばし時間の旅に出かけてみるのもいいのではないか。そこで、自分にとって昭和の象徴とはなんだろうかと考えてみた。パッと真っ先に出てきたのが、おもしろいことにジュリーだ。それも、『ザ・ベストテン』で1位を獲得してカッコよく歌う姿が浮かぶ。あの頃のジュリーは、シングル1曲ごとに変身するかのようにスタイルを作り込んでいた。コスチュームや振り付けをという単純にものではなく、曲からトータルにひっくるめた仕上がりが素晴らしく、いつも楽しませてもらった。時代を切り裂くように突っ走っていたのがいい。

当時の日本はまだまだこれからの国で、いろんな部分が未成熟だった。オシャレな毎日とはほど遠く、昭和の香りがプンプンする暮らしの中に、近未来のカッコよさを見せたのがジュリーだった。かと思うと一転、伝統的な男を演じてみて、しかもそれはかえって新しい男に感じさせられた。『カサブランカ・ダンディ』なんかがまさにそれで、『TOKIO』の対極にありながら、双方ともに明日へと向かっていくエネルギーに満ちていた。さらに加えて男臭さがあり、そして華やかなところがいい。

他にも偉大な昭和の人がウジャウジャいる。最初にパッと浮かんだのがジュリーだってことで書き綴ってきたが、上げていったらきりがないのはきっとみなさんも一緒でしょう。ビールを呑みながら、でっかい紙に1つひとつ書いていったら楽しい1日になるだろうな。ところが今日の僕はまだまだ〆切作業中なので、ここら辺で平成26年に戻ることにする。どうぞみなさんは昭和の時間旅行をゆっくりと楽しんで頂戴!!

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2件のコメント

  1. いやぁジュリーね。
    まったく同感ですね。
    タイガースのジュリーではなく、ベストテン常連のジュリーなんです。
    あの頃三十路なったばかりくらいの沢田研二が実にかっちょいいオトナの男に見えた。
    あのジュリーも中高年になってお肥えになられているのを見て、ホッとするオレがいる。
    ( ̄▽ ̄)

    • そう、30代だったんですよね。ヒデキやゴロー、ヒロミとは別の存在でしたよね。

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