イベント開催のその裏でうごめく昭和40年男。

本誌『昭和40年男』は創刊以来、読者の集い『浅草秘密基地』を継続している。その支店となる『大阪ミナミ秘密基地』がオープンしたのは一昨年のことで、今年も元気に開催することが決定した。そのフライヤーが堂々完成したので、本日大安ということで発表させていただこう。ジャーン。

04052014ver3

タメ年落語家の桂きん太郎さんを大々的にフィーチャーしたこのデザインは、『大阪ミナミ秘密基地』の舞台となる『CROSS BEAT hommach』の経営者、藤井氏によるものだ。じつはコイツを採用するには一悶着あった。藤井氏には内緒だが(笑)、舞台裏を公開しよう。

まずコイツを送ってきたときのメッセージがこれだ。
「きん太郎さんが今度、新応援団長となられて第一回目のイベントということ。どうしても頭から離れずに、勢いに任せて作ってしまったフライヤーをお送りします。絶対…、ボツですよね…。すみません、やっぱ明日に練り直しますっ。でも北村さんだけでも見て頂ければ、本望ですっ!」
そして翌日、律儀にもコイツが届いた。

フライヤー代案

メッセージは「フライヤーを改訂しました。インパクトは劣りますが…、春らしくていいのではと無難に思っている所が、逆の心の側面にちらついて少々くやしい思いもあります(笑)」とのこと。

そこで僕。
「きんたろうさんに送ってみますよ。いいんじゃないかな」
藤井氏の返信は。
「ちょっと怖い(笑)。大丈夫ですよね? 怒られないですよね?」
そして僕。
「きっと大丈夫。こんなことで怒る人じゃないっす」
藤井氏。
「ドキドキです」
とのやり取りを経て、きん太郎さんへ代案も含めて送ってみた。さらに、藤井の失礼ではないかとの気持ちも伝えた。そして応援団長ご本人からは、こう帰ってきた。
「いつもお世話になりありがとうございます。フライヤー見せて頂きました。これは責任重大ですね(笑)。たくさんお客様に来てもらえるように頑張ります。4月5日楽しみです」

ほらね、きん太郎さんは寛大な方なんだよ。そうじゃなけりゃ、面倒なだけの応援団長なんか引き受けないって。と、小さなイベントながらこんな舞台裏があるのである。ぜひみなさん、一緒に盛り上がりましょう!!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で