イタリアの二輪メーカー ドゥカティは、2013 ブラジル モーターショーで故アイルトン・セナをフィーチャーした限定モデル「1199 パニガーレS・セナ」を発表した。
この世を去って20年となるタイミングで、彼の故郷のブラジルで発表。ベースモデルは「1199 パニガーレS」で、アイルトン・セナのF1参戦回数にちなんで、161台が限定生産される。
セナは生前、ドゥカティのファンだったことで知られ、『モンスター900』と『851 Desmo』を所有。今回のモデルは20年前のF1レース中の事故で亡くなる数ヶ月前、ボローニャの本社を訪れて直接オーダーした特注モデルと同じ、グレーとブラックのツートーンのボディと赤のホイールのカラースキームで塗装されているのが特徴となっている。また、レーシングエキゾーストキットとトリプルクランプにシリアルナンバープレートが装着される。
「1199 パニガーレS・セナ」は、排気量1,198ccのL型水冷2気筒エンジンを搭載。最大出力は195ps/10750rpm、最大トルクは13.5kgm/9,000rpm。トランスミッションは6速DQS (ドゥカティ・クイック・シフト) 。乾燥重量は166.5kg。