吉川晃司さん主演の『SEMPO』を観てきたぞ!!

SEMPO新国立劇場でタメ年男の大活躍を目撃した。本誌にも登場いただいたことがある吉川晃司さん主演のミュージカル『SEMPO』で、興奮と感動の素晴らしい時間を過ごせた。ミュージカルと謳っているが、恒例(!?)のド派手なダンスはひかえ気味で、芝居と歌で勝負といった、内容でグイグイと押してくるものだった。こういったタイプのミュージカルは初体験で新鮮だった。またあまり知識のなかった日本のシンドラーと呼ばれた男、杉原千畝(ちうね)を知ることができたのはありがたい。第二次世界大戦中のナチスドイツに迫害を受けるユダヤ人に、本国の許可を得ないまま“人間として”の判断で多くのビザを発給する。この判断に至る時に絞り出される杉原のセリフが効く。
「私の国には道がある。武士道という道だ」と。
これはそのまま吉川さん自身のセリフともとれた。

これから観に行かれる方もいるだろうからこれ以上は書かないが、素晴らしいクオリティを感じられる。また、吉川さんの太い声ってこうした芝居に合うんだなと。まるで楽器のようによく鳴るボディから響く声が素晴らしい。それとなんといっても、つい先日の『八重の桜』で演じた西郷同様に、彼の心が写し出されているように感じる。パンフレットで本人は「私程度の演技力では、『演じる』という意味ではとても太刀打ちできないあろう役なんですね。お芝居でどうこうしようとせず、それこそ無心になって『なりきるしかない』」との文を綴っていて、これはなりきれる心や精神を持っていることに繋がる。なんとも美しい心を感じ続けた僕だ。

2時間強に渡って、まるで自分の限界を出し切ろうとするかのようなタメ年男の踏ん張りに、強い感動と元気をもらえ、いい気分のままに酒席で盛りあがった。当然のようにカラオケへ行き、生まれて初めて『モニカ』を歌った…と、バカな俺です(笑)。

今日を含めてあと4公演があり、今日と明日は若干ながら当日チケットが出る模様なので、興味のある方はぜひ問い合わせてみてはいかがだろうか。タメ年のパワーはきっと心に効くはずだ。いやはや、それにしても1週間の内に3回も、吉川さんをこのブログネタにさせてもらった。感謝!!

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