【S40News!】訃報:ザ・ベストテンのプロデューサー、山田修爾氏が死去。

山田修爾元TBSプロデューサーの山田修爾(やまだ・しゅうじ)氏が28日、特発性間質性肺炎のため死去した。67歳。

山田修爾は、ラジオ局を経て制作局に配属後、数多くの音楽番組、バラエティ番組を手がけてきたが、なかでも音楽番組『ザ・ベストテン』のディレクターとして、昭和40年男たちにはお馴染み。独自集計によるランキングや、空港のフライトボードを思わせるランキングボード、現地からの生中継といったそれまでになかった画期的な演出で人気番組に育てあげた。

本誌『昭和40年男』においても、今年の6月号にて当時のエピソードをインタビューしたばかりで、まさかという気持ちだ。とはいえ、実は取材中もあまり体調はよくなかったようで、何度か咳き込みながらお話しされており、具合が良くない状態が続いていたのかもしれない。

取材では番組づくりへの真摯な姿勢や、気さくな人柄が印象的で、貴重な裏話、記事にはできないお話などもいろいろお聞かせいただいた。とくに番組開始の経緯で先輩世代への反発があったことや、司会に久米宏、黒柳徹子の2人に加えて西田敏行の3人体制とする計画もあったことなど、知られざるエピソードで誌面を飾っていただいた。

通夜は9月2日午後6時、葬儀・告別式は3日午前11時、東京都港区南青山2の33の20、青山葬儀所で。喪主は長男、修輝(しゅうき)氏。ご冥福をお祈りします。

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