【S40News!】トミカに「セリカ1800GT-T」登場。

トミカリミテッドヴィンテージ トヨタセリカ1800GT-T

トミカリミテッドヴィンテージ トヨタセリカ1800GT-T トミカリミテッドヴィンテージ トヨタセリカ1800GT-Tトミーテックは、1/64スケールのミニチュアカー『トヨタセリカ1800GT-T』を発売した。

同社の1970年代以降の名車をラインナップしている『トミカリミテッドヴィンテージNEO』シリーズに属する。GT-Tの特徴でもあるスチールホイール仕様を再現しており、赤とブルーメタリック、2色を商品化した。ちなみに同社では昨年秋に、通称ブラックマスクで知られる『トヨタセリカ1600GT-R』も発売している。

セリカは、1970年から2006年まで製造・販売された車種で、1800GT-Tはその3代目後期型に位置する。初代のキャッチコピーは「未来からやってきたセリカ」だったが、81年発売の3代目は「世界、新CERICA」で、セリカの人気定着ぶりと進化を感じさせるコピーだと言えるだろう。同年には高級クーペのソアラが発売され、その翌年82年に出て来たのが1800GT-T。世は徐々に狂乱のバブル時代に突入し始めた頃で、同車はその時代の空気を十二分にまとったツインカムターボだった。昭和40年男は当時まだ、免許を持てない16、17歳の高校2年生だったとはいえ、ターボ戦争が加熱していく80年代を予感させる同車の発売に、「卒業したら免許取って、こんな車にカワイイ女の子を乗せて…」と夢膨らませていたのではないだろうか。

トミカリミテッドヴィンテージNEO アウディ90 2.3E

トミカリミテッドヴィンテージNEO アウディ90 2.3E トミカリミテッドヴィンテージNEO アウディ90 2.3Eまた、同シリーズに『アウディ90 2.3E』も登場。アウディ90の2代目にあたるこちらは、バブル真っ盛りの86年に登場したモデルで、直列5気筒2,300cc136馬力のパワーユニットを搭載、センターグリルが突き出した特徴で知られる3代目は、内外装も充実しており、BMWの3シリーズに対抗しうる人気を集めた。その人気ぶりについては、当時21歳を迎え、外車がデートの勝敗を期すことを身を持って体験したであろう昭和40年男には言わずもがなかもしれない。

トミーテックでは、86年のアウディ80の3代目モデルをすでに発売しているが、今回の『アウディ90 2.3E』は、その80をベースとした上級車となる。実車同様、ヘッドライトやバンパー、グリル、ホイールの形状も異なるなどリアルに再現されている。こちらの色は黒と青の2種類だ。

昭和40年男にとって、青春の歴史でもある80年代の車。2種類の商品は、ミニチュアカーコレクターにはもちろんだが、昭和40年男世代にも魅力的なのではないだろうか。『トヨタセリカ1800GT-T』は1,470円、『アウディ90 2.3E』は1,785円。

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