昭和40年生まれの映画監督・樋口真嗣監督が映画『のぼうの城』で優秀監督賞と優秀作品賞を受賞した。
樋口は1995年『ガメラ 大怪獣空中決戦』で特技監督を務め、日本アカデミー賞特別賞を受賞し、2005年には実写『ローレライ』を監督、06年『日本沈没』、07年に『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』、08年『隠し砦の三悪人』、09年『エヴァンゲリオン新劇場版:破』などを手がけており、実写、特撮、アニメーション、CGなどすべてをこなつ監督として活躍を続けている。
そして今回、日本アカデミー賞最優秀作品賞/監督賞を受賞した同作は、武蔵の国、忍城(おしじょう)の城代・成田長親(写真・野村萬斎)が、天下統 一を目指す豊臣秀吉の2万の大軍を相手に、たった500の兵で圧倒的な戦いを見せた史実を描いた作品だ。野村萬斎をはじめ、佐藤浩市、榮倉奈々、山口智充、成宮 寛貴、上地雄輔、山田孝之らが出演し、犬童一心監督とともに、樋口は監督を務めている。
同賞では樋口の他に、『鍵泥棒のメソッド』に出演した香川照之が優秀助演男優賞を受賞している。なおこの第36回日本アカデミー賞の授賞式は3月8日に行なわれる。映画『のうぼうの城』は5月2日にBlu-ray/DVDで登場するので、劇場で見られなかった人はぜひチェックしてみてほしい。
■第36回日本アカデミー賞
3月7日(木)15:55~16:53(放送予定)
「発表直前 第36回日本アカデミー賞ナビ(仮)」日本テレビ
3月8日(金)21:00~22:54(放送予定)
第36回日本アカデミー賞授賞式」日本テレビ系(全国28局ネット)
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