【S40News!】新型「ストリートトリプル/R」がお目見え。

トライアンフモーターサイクルズは、ドイツ・インターモト(ケルンショー)にて、新型「ストリートトリプル/ストリートトリプルR」を発表した。

Street Triple

スーパースポーツのカウルを取り払い、アップハンドル化して街中やツーリングでの汎用性を高めたストリートファイター・カテゴリに属する「ストリートトリプル」。同社の「デイトナ675」をベースにストリート仕様に変更されたモデルだ。映画『ミッション:インポッシブル2』でトム・クルーズが駆って有名になった「スピードトリプル」の弟分にあたる。

新型では新たにシャシーを設計し直し、まったく新しいモデルに生まれ変わっているという。アルミ製のツインスパーフレームに高圧ダイキャストサブフレームを組み合わせ、現行モデルと比較して-6㎏の軽さを実現し、高い剛性も追求。アンダーエキゾーストシステムを採用することでスタイリングを洗練したことに加え、低重心化とマスの集中化を図っている。24.1°のキャスター角、0.5mm増となる99.6mmのトレールで、シャープかつダイナミックなハンドリングを目指したとしている。

Street Triple R

フロントの足回りにはKYB製Φ41mmの倒立フォークを採用。310mmダブルフローティングディスクとニッシン製片押し式2ピストンキャリパーにより、十分なストッピングパワーも確保。また『R』にはリヤショックにも、フルアジャスタブル機構を搭載する他、4ピストンラジアルキャリパーを採用する。心臓部には675㏄のDOHC水冷3気筒エンジンを採用。最大出力106PS/1万1,850rpm、最大トルク68Nmを幅広い回転域で発揮。比較的中低速域に厚みを持たせたセッティングとなっているので、日常的に使いやすいパワーユニットだという。

異型2眼のヘッドライトに代表される特徴的なルックスと、パワフルでありながら扱いやすいエンジン、そして軽量コンパクトな車体など、ストリートファイターとしての資質を十分以上に備えたニュー『ストリートトリプル/R』。ボディカラーは、ファントムブラック、クリスタルホワイトとカリビアンブルーが設定されているようだが、日本国内への導入時期、価格は未定となっている。
 

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