【タメ年たちの大活躍!】俳優・津田寛治が短篇映画監督に挑戦。

(写真提供:ラ・セッテ)

昭和40年生まれの俳優・津田寛治が、9月21日から10月28日まで開催される『フクイ夢アート2012』で上映する短篇映画の監督を務める。

津田は北野武監督の『ソナチネ』(1993年)でスクリーンデビューをはたし、映画『模倣犯』で第45回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞。『樹の海』で第17回東京国際映画祭特別賞を受賞するなど、映画をはじめテレビドラマやCMなどで活躍を続けている。最近では、テレビ朝日系連続ドラマ『警視庁捜査一課9係』で刑事役を演じたり、来年2月に公開の竹中直人監督作『R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私』に出演をしたりと活躍を続けている。

その津田が参加する同イベントは福井市が主催する、アートを通して人と人や、人と街を結びつけ、継続的な賑わい創出につなげるというもの。そしてこの映画制作は催し招待作家企画で、JR福井駅を舞台に、絵が得意なホームレスと少年の交流が描きだされる。台詞はなく、映像と町の音のみで展開されるのだそう。撮影は9月26日から10月1日にかけて行なわれ、19日に試写会を行ない、試写した人たちの意見をもとに編集を加えて完成させる。以前、本誌の取材で津田はこんなコメントをくれた。

「今回、僕が撮る短篇映画は、僕が生まれ育った福井が舞台です。それも学生の頃ガシガシ遊びまくった駅前。当時は郊外にショッピングモールなんてなかったので、買い物も映画もデートも全部駅前でした。そんな、わが青春のサンクチュアリを47歳にして映画にするのは、ちょっと気恥ずかしいような…でも、やっとこの時が来たかという使命感もあります。まあ何はともあれ、また駅前で遊べるかと思うとワクワクしますね」(『昭和40年男』vol.14 学年集会より)

津田と同じように、中学や高校生の頃、駅前でたむろして遊んだことのある昭和40年男も多いのではないだろうか。同じ時代を生きてきた津田が描く青春時代をぜひ観てみたい。

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

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