【S40News!】尾崎 豊さんの息子・尾崎裕哉さんが熱唱。

尾崎豊さんの息子、尾崎裕哉さんが『僕が僕であるために』を歌った

明日から一般公開される昭和40年生まれのミュージシャン・尾崎豊の展覧会『「尾崎豊特別展」OZAKI20』は、以前に二度に渡って紹介してきたとおり、20周年という節目に開催される展覧会。この記者発表が行なわれたので、行ってきた。

尾崎豊を発掘したプロデューサーの須藤晃氏が中心となって開催されるこの展覧会。尾崎豊ゆかりのデスクやギター、肉声テープ、直筆ノート、多くの写真が公開されるとあって、話題となっている展覧会だ。

総合プロデューサーの須藤晃氏
ファン代表として登場した脳科学者の茂木健一郎氏

当日は総合プロデューサーの須藤晃氏、アートディレクターの田島照久氏、ファン代表として脳科学者の茂木健一郎氏などが登壇。茂木健一郎氏は、「彼がすごいのは、別に彼自身が盗んだバイクで走り出したわけではないし、夜の後者でガラスを壊したまわったわけでもない。それはあくまでフィクションなんだけども、そう思わせない世界観を彼が表現していたところではないだろうか」と述べた。

その後、なんと尾崎豊の息子、尾崎裕哉氏が登場し、名曲『僕が僕であるために』を熱唱。メディアの前に現れることはあまりないだけに、会場はフラッシュの嵐。須藤晃氏は「尾崎豊の写真に囲まれたこの空間で、彼が歌うということで、上手いとか上手くないとか、似てるとか似てないとかじゃなく、鳥肌がたつような感じがする」と述べた。

やはり父親と声が似ている尾崎裕哉さん。なんとも不思議な感覚を覚えた。現在は大学院で地球環境に関して学んでいるという

この展覧会開催に合わせて、ソニー・ミュージックレコーズから未公開音源を集めたレアトラックディスクを追加したライブベストBOX『LIVE BEATbox』も発売されている。また、会場で販売される公式プログラムには、彼の肉声を聞くことのできるバッジ型ミュージックプレイヤーが付録としてついてくる。ファンにはたまらない付録だろう。

同じ昭和40年生まれの尾崎豊が、どんなことを考え、どんな風に生きてきたのか。タメ年としては気になる展覧会だ。東京では9/19までラフォーレミュージアム原宿で開催され、その後10月10日~25日には名古屋他、全国数ヶ所で巡回予定となっている。


この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で