【タメ年たちの大活躍!】マラソンランナー・高橋勇市がロンドンパラリンピックの男子マラソンに出場。

『夢をあきらめない―全盲のランナー・高橋勇市物語』/岩崎書店

昭和40年生まれのランナー・高橋勇市が8月29日に開幕するロンドン パラリンピックにて男子マラソンに出場する。

高橋は高校2年生のときに網膜の難病にかかり、病気と闘うも34歳で完全に視力を失った。そして難病と闘う間、1996年のオリンピック アトランタ大会で視覚障がいの日本人選手が金メダルをとったことを知り、自身もマラソンをスタートし、その4ヶ月後にはフルマラソンに初挑戦した。そして33歳で本格的にマラソンを始め、2004年のアテネ大会で日本代表選手に選ばれた。結果は2時間44分24秒で見事、金メダルに輝き、センターポールに日の丸を掲げた。2008年の北京大会でも代表選手に選ばれ出場するも、16位という結果に。そして今回は、今年4月に出した記録、2時間43分19秒が評価され、この度のロンドン大会出場の切符を手にした。高橋は「自己ベスト更新を目指してがんばる。結果は必ずついてくる。必ず自己ベストを出します」と、8年前の自己記録更新を誓っている。

パラリンピックは8月29日から開幕し、高橋が出場するマラソンは最終種目、9月9日に行なわれる。高橋の活躍に注目したい。

■高橋勇市 公式Webサイト『可能性への挑戦

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