クイーン vs エアロ。どっちだ?

〆切作業で連日きりきり舞いでフラフラになっている。がんばれーっ、あと一息だ。と、3番勝負の結果が気になってのぞき込むと、ありゃりゃ、投票が伸びてないじゃないの。今回は特集との連動企画だから、相当の応募があると思っていたのだが、うーむ。今号の売れゆきはいいとの報告がきているのになぜだろう? まだ応募していない方はぜひご協力願います。明日いっぱいで〆切にするぞー。

1発目は表紙を飾った2人の勝負だ。我ながらよくこの表紙を実現できたものだと、褒めてやりたい。キヨシローさんで作った表紙と同様、すごくうれしい作品だ。管理なさっている方々の理解と協力がなければ当然実現はしなかった。本が刷りあがった日は講談社に駆け込んで、骨を折ってくださった担当に手渡しした。彼もジョーを心から愛していて、うれしそうに目を細めながら表紙をしばらく正視している姿は、涙が出そうになるのを必死にこらえた僕だった。そして目を上げて、こんな風に使ってもらえてと逆に礼を言われたときは、もうホントこぼれそうだったよ。自分の仕事史に残る表紙だと胸を張っている。そうそう、いつか紀ちゃん vs 葉子ってのもこのコーナーで対決させたいですな。

続いてキカイダーとハカイダーはいかがだろう? テレビでキカイダーが始まったときは、多くの昭和40年男たちの胸に強烈に刻まれたのではないか? 人造人間て言葉とともにショッキングでしたな。ライバルのハカイダーって、今見ると浪人武士みたいな雰囲気とちょっとダサイ所も同居していて、なんだか愛すべきキャラだね。モチーフはなんだったのかが知りたい。

最後は、ブログ企画である『懐かしの名盤ジャンジャカジャーン』にも登場したクイーンとエアロスミスの対決だ。この2つをライバルとする感覚は、昭和40年男を含むごく狭い年齢層だけが理解できることだろう。企画段階で音楽関係の仕事に従事する年上の方からは、クイーンとエアロがライバル関係との解釈はないと、苦言を呈されたほどだ。これを聞きますます燃えた僕で、それはつまり読者の皆さんとしか共有できない感覚の記事になるということになったから。僕は双方ともに相当入れ込んだ時期があって、クイーンで洋楽にハマって数年後にエアロ最高となったときはクイーンを否定し始めたという、極端な熱の入り方だった。大人になった今は双方それぞれの楽しさがあると余裕でコメントできるが、若さとは、ああ痛々しいものである。

さあ皆さん、ドシドシ投票してください。さあ、今の気分はどっち?

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