ぬかるみの世界に触れたい。

僕は大阪に住んだことがあり、いい悪いひっくるめて本当にたくさんの想い出がある。勝手ながら相性はよかったと思うし、なにより大好きな街だった。だが今回のラジオ特集で、そんなのはいい気になっているだけで僕は大阪のことをなんにもわかっていないことを知った。それは…。『ぬかるみの世界』を聞いていなこことだーっ。

あまり書くと次号のネタバレになるから、遠慮がちに書く。関西ローカルでなんと日曜日の午前0時から流れていた伝説の番組だ。オールナイトニッポンだって日曜日はお休みなのに、なんと大阪県民はサザエさんを見たその日の深夜に、この奇妙なタイトルのラジオ番組を聴いていたのだ。僕が住んだいた頃も放送していたからふれるチャンスはいくらでもあったはずなのに、聴き逃していたということは、ねっ、所詮大阪人のハートをわかったつもりで全然わかっていなかったことになる(泣)。この番組の正式名称にはパーソナリティの名前が冠してあって、僕らもよく知っている鶴瓶さんと、新野さんという方が連ねてある。東京人には聞き慣れない名前で、フルネームは新野新さん。山本山のような名前の放送作家さんで、関西にしっかりと根をおろして活動なさっていたようだ。

企画段階で、関西のラジオ事情を調査していたら表向きは皆さん『MBSヤングタウン』の名を口にするのだが、ラジオジャンキーを自認するごく一部の方々だが、これなくしてラジオを語るなというアドバイスを受けた。ここで僕は悩んだ末、当時の番組関係者からのインタビューを急遽決定して、1ページながら掲載することにした。

1つだけネタをばらそう。この番組にハマったジャンキーたちを『ぬかる民』と呼んだそうだ。ギャー!! さすが大阪恐るべし。次号もカタチが見えてきたぞ。乞うご期待だ。

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1件のコメント

  1. 懐かしい~!「ぬかるみの世界」に「ぬかる民」・・・

    昼間は聴けないラジオ大阪も、夜になると聴けました。
    ときには朝まで聴いていたことも・・・
    「♪ラジオ聴くなら~、ラジオ大阪~ 面白くって楽しくて~・・・」だったかな?(^^)

    鶴瓶さんと新野さんの笑い声が思い出されます。

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