紅白歌合戦。

▲2019年に行った、さゆりさんのライブでツーショット。この日の「天城越え」も最高の瞬間だった

今年の出場者をめぐっては、おっさん外しが話題になっている。韓国勢とジャニーズの大規模投入で、今年は観ないと宣言する同世代は多く、も今年はチャンネルロックをやめようかと思っていたが…。

 

中森明菜さんと松田聖子さんのダブル出演は、このつぶやきや読者の集い「秘密基地」でも話題にしてきただけに残念だ。やっとコロナからの脱却が見えてきたから、ユーミンに「春よ、来い」を歌ってほしかった。加山雄三さんにも花道を用意してほしかった。なんでセカオワが紅組なんだ…、などなど不満をあげたらキリがないが、いいところを探してみたい。

 

去年外れたSuperflyが入った。「春よ、来い」の残念を「フレア」で晴らしていただきたい。しかも大トリといきましょうか、NHKさん!!  紅組は、さゆりさんの「天城越え」からここにつなぐ。去年は「津軽海峡冬景色」だったからほぼ間違いない選曲のはずだ。これでいいのだ。工藤静香さんと篠原涼子さんなんて、これまたおっさん好みの選出もあり、よくよく眺めると言われているほどおっさん外しではないとも思えてくる。

 

だが白組がいかん。僕に言わせると紅よりずいぶん劣って見えるのは、やはりジャニーズが6枠占めているからだろう。といっても、もはや大ベテランの Kinki Kids がいるじゃないか。ここは吉田拓郎さんの引退を祝って「全部だきしめて」にいく。これならSuperflyとのトリ対決を許そう。さゆりさんの対抗がいないじゃないか。五木はどうしたーっと叫びたいところだが、すでに去年もいなかったものな。ここには ゆずの「栄光の架け橋」で応戦したい。ウンウン、いいんじゃないの。

 

去年の布袋さんやさださん、宮本さんのような個性的なシンガーがラインナップされておらず、やはり今年の白組はあまりおもしろくないが、King Gnu や ヒロミゴーにめいっぱいの奮闘をしていただこうじゃないか。鈴木雅之さんは去年同様「(め) 組のひと」なら最高だ。冬にはちょっと厳しいけど「Tシャツに口紅」でもいいなあ。と、なんだかんだ盛り上がっているおっさんなのである。その日まで、あと30日!!
 

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