ホッとする品ぞろえ、昭和感覚のお買い物…「太子堂」で懐かしお菓子ライフ! 大人気のジャムサンドクッキーもシャレた装いで登場!!

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おはこんばんちはです!
世代を超えての昭和懐かし系?なネタ…ということで、「S40ニュース!」「S50ニュース!」ひっくるめての “昭和トリオニュース!” 枠の特集としてお送りします。

好評発売中 の『昭和40年男』本誌 2022年 12月号/vol.76 に掲載の「Special Information」をWeb版として公開!「昭和トリオ」読者なら気に入ること間違いナシな「お菓子の太子堂」さんのお店と、レトロでオシャレ、ギフトにもオススメな新パッケージ商品をご紹介します。

奇しくも (?) 元記事掲載号は ニューミュージック特集。誌面で度々その名が登場するユーミンもハマり、ファンにもお馴染みの名物「ジャムサンドクッキー」は絶品! ゼヒお試しあれ~。
 


 

ホッとする品ぞろえ、昭和感覚のお買い物…
「太子堂」で懐かしお菓子ライフ!

“夢の21世紀” も、はや20年超。気づけばどうも世知辛いことばかり? ついつい昭和はよかった…と郷愁にひたってしまいがちだけど、あの頃の “心の通ったお買い物” が楽しめるお店が、令和にもまだあった!

(取材・構成・文: Web担当A / 撮影: コミュ局Y)
 

 
昭和29年 (1954年) に、東京都 世田谷区 太子堂でお菓子の専門店として誕生し、現在は京浜地区を中心に15店舗を展開する「太子堂」。名物の「ジャムサンドクッキー」や、芋ケンピ、おかき、ぼんち揚げなど、“おばあちゃんの家” を思い出す素朴で懐かしいお菓子がいっぱいで、さらに、さきいか、のしいか、貝ひもなど、酒のつまみにしたい海産珍味まで、幅広く扱っている。懐かしく、つまみも豊富となれば、「昭和トリオ」の読者世代にとってはまさにもってこいの店だ。
 

▲店内には食品用ガラスケースがあり、ジャムサンドや芋ケンピなど一部商品は、ここからすくって量り売りや試食も行っていた。コロナ禍で試食は中止したが、量り売りは現在も可能とのこと

 
「駅ビルなどに入っている店舗が多いのですが、昔ながらの商店街の店のようにホッとする、そんな品ぞろえを意識しています」

そう語るのは、昭和42年男で、昨年から代表取締役を務めている浅倉康雄さん。今回は川崎駅から直結の地下街にある「川崎アゼリア店」へお邪魔したのだが、取材中にも馴染み客が次々と訪れ、売り場のスタッフと楽しげに会話しながら、好みの品を買っていく。時間が許す限り常に各店舗をまわるという浅倉社長も、店長の大谷智美さんをはじめスタッフたちとはとても打ち解けた様子。
 

▲今回はJR川崎駅直結の地下街にある「川崎アゼリア店」にて直撃取材。シャイな笑顔で社員やスタッフの皆さんに慕われている浅倉康雄社長 (右) と、キュートで頼れる大谷智美店長 (左)

 
「ひいき目に見ているかもしれませんが、うちのスタッフは接客のレベルが高く、みんなプロなんです。お客さんも、あの人がいるからまた来る、なんて方が多い。コミュニケーションを大切にする心は共有してます」

“今日は〇〇が入ってるよ” といった具合の、まさに昭和の買い物風景。品ぞろえだけでなく、そんな楽しみが今の世の中で味わえるのも太子堂が支持されてきた理由だろう。そうした創業からの変わらぬよさを受け継ぐ一方、新たな挑戦も忘れない。

「一般の小売店にあまりないような商品にも力を入れているんですが、今後はますます全国から珍しい商品やよい商品を見つけて、そろえていきたいですね」

ふるさとならではの味、子供の頃から親しんだあの味にも、太子堂で出会うことが増えそうだ。また、近年は公式オンラインショップの他に楽天市場店もオープンし、太子堂のファンは全国に広がっている。今年10月には初の外部デザイナーを起用し、人気商品をネオレトロな新パッケージで発売して好評だという。若い世代にも昭和ブームが続いているが、“温故知新” を体現する太子堂には、これからさらに注目が集まることだろう。

PROFILE: 浅倉康雄 / あさくらやすお
昭和42年、東京都生まれ。流通業界で長年培ったキャリアを活かし、2016年より太子堂の業務改革を主導。21年に代表取締役に就任した。また同年より物流企業ロジ・エンジェル代表取締役も兼務。製品加工から保管・配送までを自社管理化、品質向上に取り組む。

 
(次ページへ続く →  変わらぬよさを大切に、新たな顔でお届け!  [2/2] )

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