箱根駅伝のガイドブック。

ジャーン、これは の宝物だ。徐々に「箱根駅伝」のジャンキーになっていき、2014年大会時にこんなガイドブックに手を出してしまった。2年目よりは『月刊 陸上競技』の作るオフィシャルガイドから浮気していない。数多く刊行されていて毎年入念に吟味するものの、この本が一番好みで結局行き着いてしまう。ライバルたちよ、がんばれ。

 

昨日開催された予選会でしびれたのは、大東文化大学のトップ通過だ。監督さんの指導がよかったようで (もちろん選手の努力も) 見事な戦いだった。このレベルにいるということは、ミスがなければ本戦でのシードどころか、十分に上を狙えるのではあるまいか。そして2位通過の明治が悔しそうにしていたのも印象的で、同じく本戦での奮闘が楽しみである。

 

予選会は、ハーフマラソン10人の合計タイムで競う。箱根駅伝の本戦も、ほぼほぼ10人がハーフマラソンであり選手層の厚みがキーポイントである。それを嫌ってほどに見せつけてくれたのが、去年の青学の大会新記録での圧倒的とも言える優勝だった。復路で出てくるランナーがそれぞれとんでもなく速かった。

 

層の苦しい大学も、まずは往路優勝を目指してなんとかリズムに乗らせたいわけで、エース級を惜しげもなく投入する。最長距離23.1kmの2区が “花の” と言われるゆえんで、来年のここは例年以上におもしろそうだ。各校ともにここで上位をキープしておきたい。来年のお正月の駒沢は、ここでスーパーエースの田澤 廉選手で1分以上の差をつけたいから、1区でまずは女神様を引き寄せたい。となれば、先日の出雲再現である。1区にスーパールーキーの佐藤圭太選手を入れて中央の吉井選手 (2区が見たいところだが…) とスタートからぐいぐいと引っ張って、田澤選手につなぐ出雲の2、3区の再現でいけば1分は大袈裟かもしれないが、かなりのリードを作ることでそのまま完全優勝を狙いたい。青学の原監督もそんなこたあ承知の介だから、2区にエースの近藤選手を配して駒大に20秒以内の遅れで入ればウッシッシのはずだ。出雲ではエースのヴィンセント選手を怪我で欠いてしまった新進の東京国際が、ここに投入してくるだろう。強いエースがもう一枚あり、往路に投入してまずは往路を勝ちにいくだろう。強い。もちろん他校も黙っちゃいない。このガイドブックを買いはじめてから、最も群雄割拠の様相であり楽しみである。

 

昨日感動的だった、立教の55年ぶりというのは新記録 (!?) の本戦進出だ。それ以前だと青学の33年ぶりで、2009年に本戦出場を果たしたものの結果は棄権した城西を除くと最終位だった。この翌年も予選会からの出場を決めて、以来シード常連校になり、2015年についに優勝する。そのまま4連覇の快挙を作り、その後も常に優勝候補であり、今年のお正月はとんでもない新記録での優勝を記録した。と、同じような道を立教が歩むことを望むばかりだ。彼らは、駅伝100回記念大会が設立150周年だそうで、ここでの出場を目指していたところ、1年前倒しての快挙を成し遂げた。「全日本駅伝」の出場がない分、箱根の一本釣りで調整してほしい。熱血、上野祐一郎監督のもとでシードを獲得したら、お正月の号泣はひどいことになりそうだ。と、箱根に向けてそろそろ戦力が見えてきたが、青学に故障者が多いとの情報があり心配な今日だ。

 

さてと、宝物に話を戻す。雑誌屋にはこの表紙で気になることがある。2015年以来、この『月刊 陸上競技』の作るガイドに依存しているわけだが、去年の発行号は表紙の西暦が極端に小さくなり、回数の文字がグーンと大きくなっている。2024年の100回記念を見据えてのリニューアルか、それとも気まぐれ (んなわけないか・笑) か? やがて発売になる同シリーズで明らかになる。って、どうでもいいことが気になる雑誌屋の性である。
 

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