【タメ年たちの大活躍!】世界ミドル級チャンピオン B・ホプキンスが防衛戦。

アメリカ出身の昭和40年生まれのプロボクサー、バーナード・ホプキンスが、去る4月28日、アメリカ・ニュージャージー州アトランティックシティでWBC世界Lへビュー級タイトルマッチに挑んだ。

ホプキンスは1988年にライトヘビー級でデビューし、94年にIBF世界ミドル級タイトルを獲得。その後、戦勝を重ね、WBA、WBC、IBF、WBOの4団体世界統一世界ミドル級チャンピオンとなり、史上初めて主要4団体の王座を統一した。2011年にはジョージ・フォアマンの持つ最年長王座奪取(45歳9ヶ月)の記録を更新する、46歳4ヶ月で世界王座戴冠を達成している。昭和40年生まれのプロ野球選手、山本昌投手の力投にも感服するが、海を越えたアメリカの地で活躍を続ける世界チャンピオンがいるということに驚かずにはいられない。戦績は61戦52勝(32KO)6敗2分1無効試合

そのホプキンスが、元王者のチャド・ドーソン(30)と王座をかけて戦った。両者は昨年10月にロサンゼルスで対戦したが、その時は2回にドーソンのレスリング行為で負傷したホプキンスが続行不能となり、試合はノーコンテストとなっていた。そして行なわれた再戦。試合はサウスポーの挑戦者・ドーソンが長いリーチを有効に使い試合をコントロール。ホプキンスは防戦一方となり、結果は判定にもつれこみ、2-0(1分け)で勝者ドーソン。ホプキンスは2度目の防衛を飾る事はできなかった…。とても残念な結果だが、世界タイトルマッチで12R戦い抜いたことは本国でも称讃の的となっている。

ホプキンスはこの敗退で引退がささやかれているが、本人は「50歳まで引退はしない」と、いまのところ引退に関しては否定。現役続行し再戦するのか、はたまたボクシング人生に幕を下ろすのか…今後のホプキンスの動向に注目したい。

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

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