【タメ年たちの大活躍!】マンガ家・浜岡賢次が新連載スタート

昭和40年生まれの漫画家・浜岡賢次がヤングチャンピオン(秋田書店)で新連載『ゾンビの星』をスタートした。

新作『ゾンビの星』は、地上にゾンビがあふれ、人間が姿を消してしまった2020年の地球が舞台。そんな中、引きこもりのため難を逃れた千葉に暮らす若い女性の日常が描かれる。

浜岡は現在、週刊少年チャンピオンをはじめとする秋田書店発行の漫画誌で執筆をしている。代表作に『浦安鉄筋家族』があり、作品によく登場するラリアットなどのプロレス技まがいの攻撃による出血シーンなど、プロレスネタが多いのが浜岡の作品の特徴。というのも浜岡自身が大のプロレスファンで、かつては“格闘漫画家”を志していたほど。

プロレスネタの他には、下ネタ(主にウン○ネタ)が頻繁に出てくるのも特徴のひとつなのだが、これは浜岡の「ウン○は子供向けギャグマンガの必需品」という持論からきている。このあたりは『トイレット博士』や『マコトちゃん』『ハレンチ学園』を読んで育った“昭和40年男”ならでは、ではないだろうか。また、個性的な名前の作品名や擬音、効果音も特徴で、このへんは『がきデカ』や『できんボーイ』からの影響を強く受けているのだと本人も語っている。そしてまだある。浜岡はドリフターズのいかりや長介を尊敬していて、いかりやをモデルにしたキャラを作中に何度も登場させている。

昭和40年男が子供の頃、読みあさった漫画の多くはおバカと下ネタだった。最近はテクニックで笑わせようというギャグ漫画が増えたのだろうか、おバカと下ネタでぐいぐい押してくるようなパワーのあるギャグ漫画はいつしかなくなってきてしまったように思う。浜岡の新作にぜひ期待したい。

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

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