秋の声。

夏至から一日一日と昼間が短くなっていく。そもそもこの夏に至るという表現が、夏を愛するナツオをセンチメンタルにさせるのだ。それでもギンギラ太陽の本番が後にやってくるからまだ元気でいられる。が、8月に入ると夜の訪れがグングン早くなっていき、お盆を過ぎるとヤツの声が聞こえて、遠のいていく夏に心が泣き叫ぶのだ、行かないでーっ。今年は8月17日の朝だった。ヤツの声とはそう、ツクツクボウシである。

 

特徴ある鳴き声は愛している。ひとしきりツクツクボウシと連呼した後のエンディングは見事である。ウグイスと並び、生物鳴き声の東西横綱と評価しているだが、17日に続き昨日も、そして今朝も聞こえてしまいハートブレイクなのさ。

 

今年の夏もコロナに翻弄された。行動制限のない夏とは言え、読者の集い「浅草秘密基地」は中止のままになっている。全開バリバリではない夏ではあるが、先の2年に比べたらずいぶんマシだと飲み込むしかない。そんな夏が終わっていこうとしている。ちなみに昨日のラジオ出演では「昭和ジェネレーションパラダイス」の展開からリリースされたアルバムFM STATION 8090のワンツーに収録されている、高中正義さんの「ブルーラグーン」と1986オメガトライブの「君は1000%」をプレイして、この寂しさを紛らわしたのだった。

 

センチメンタルなナツオながら、お彼岸までを夏と位置づけているバカものだから、来月11日にブログラムされている「カワサキコーヒーブレイクミーティング in 宮城」はナツオのままにぶちかますつもりだ。前日には杜の都に入ってスナックを探して「青葉城恋歌」を歌う。これも夏のおもひでづくりなのさ。そして気になるのが、この日までに今年の「鈴鹿8耐」の結果が出るかだ。「???」と思ったあなたは、ぜひこちらを読んでみてくだされ。もしかしてまたもや順位がひっくり返るなんてことがあると、「カワサキコーヒーブレイクミーティング in 宮城」はドンチャン騒ぎになるだろう。いずれにせよ、この日までに確定してほしいと願う。ひっくり返らなかったとしても僕は集まったカワサキファンたちに何度も何度でも「総合2位おめでとう」と叫ぶ。これも、この夏のおもひでにさせてもらうつもりだ。
 

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