創作料理をめぐる冒険。

ぎょえーっ、やっちまったーっ。ー昨日はスッコーンと抜けてしまった。雨の日も風の日も、お正月だって休まず続けている「編集長のつぶやき」が、昨日は騒動に巻き込まれて上げられなかったのだ。全国300万人のつぶやきファンの皆さま、ここに深くお詫び申し上げます。連続記録が途絶えてしまったが、気を取り直してお届けする。

 

“創作” を看板に記している呑み屋に、僕は好んでは行かない。鳥とアボガドのトマトソース和えプロヴァンス風とかみたいな、料理名が複雑なのがなんとも嫌で、加えて創作しない料理ってあるのかと思ってしまうのだ。そんな言葉を店名に冠する姿勢はダメだとの烙印を、バカ者の僕は長いこと押していた。

 

大田区の下丸子という街に住み始めてもうかれこれ10年以上が過ぎた。その間、僕はこの店を上記を理由にずっとスルーしてきた。が、去年のある日のこと。会社近くでの宴の後地元に帰り、少し飲み足りないなと朝まで営業しているいつも頼りにしている店に寄ろうとしたところ、臨時で閉まっていた。呑兵衛ならわかるだろう、“呑む” と決めたらもう我慢できないない。カレーと一緒だ。が、やってないんじゃ仕方ないとトボトボ家に向かって歩き始めると、この創作郷土料理の「なおしま」さんだけが唯一開いていたのだ。しこたま食ったし、どうせ漬物程度しか食わないからいいやと入ってみると、これが素晴らしい店だった。

 

女性店員さんの笑顔がいい。そして彼女の仕業かは分からんが、女性らしいセンスが店内装飾や料理のアチコチに行き届いていて、ご覧のトマトのサラダ (手前はお通し) も一手間というか、見た目も含めて工夫が張り巡らされている。好印象が深く残り、再来訪を誓って店を後にした。

 

そしてつい先日、シラフでうかがうと店内は満席 (コロナ対策バッチリ) で、前回以上の高評価となり僕の地元呑み屋リストにしっかりと仲間入りしたのだった。人は見かけで判断しちゃいけないと、ガキの頃言われ続けた。これはしっかりと自分の中にあったのに、居酒屋における “創作” は僕にとってまさに見た目で判断してしまっていたことになる。教訓をひとつ再認識したのさっ。ご近所さんは訪ねてみることをオススメする。
 

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