なぜ僕は箱根駅伝に夢中になる?

大学駅伝ジャンキーもここまで来ると自分でも呆れる。つい先日行われた全日本駅伝を「まあ、観ないだろうな」とブツブツ言いつつも、仕事に向かう際に録画をオンにして出かけた。仕事は先日も書いたとおり茅ヶ崎での強いアジテーション (!?) だったわけで、十二分に楽しめたから大満足で恨みつらみはもちろんない。だがこの日、茅ヶ崎でしこたま酔って帰ったはずの夜中に、なんで推しの青学が負けたのかと最終区を再生した。そして昨夜、最初から再生したところ大興奮しながら観戦できたのだった。

 

これまでもスポーツものを録画というのは幾度となくトライしてきた。が、再生することなく葬られてきたのは、結果を知っているとモチベーションはほぼなくなるからだ。ましてや駅伝なんて結果がすべてだし、野球やサッカー、格闘技のようなゲーム性やスーパーテクニックというのは飛び出さない。ただ学生たちが走るだけの、実に地味なものであるのにもかかわらず、何が僕をそこまで興奮させ、惹きつけたのだろう。

 

若者たちが “チームのため” に限界を超えて走る姿である。それを批判する世論もあるが、僕は断然支持する。俺たちど根性世代だからね。長距離はつらい練習の積み重ねでしかなく、前述のような球技や格闘技に比べると、センスや才能が占める要素は低いと思われる。泥臭く努力を積み上げた者が強く、特に駅伝は仲間と一緒にその努力を積んだ集大成だから惹きつけられるのだ。西の方々には申し訳ない気もするが、「箱根駅伝」が多くの学生ランナーたちにとって最高の舞台となって久しい。ここで燃え尽きるランナーも多いことに是々非々が問われたりもするが、やはりお正月のあの舞台は憧れるだろう。そして僕は選手たちに感情移入しながら弟と呑む時間が、お正月の楽しみのハイライトなのだ。なんでもないような時間を過ごせることに至福を感じるのは、きっと加齢によるものからだと思う。きつい、人生ってのは実にきついものだ。でも、毎年変わらぬ時間が流れるお正月ってのは、それを一瞬だけ忘れさせてくれる。その最大コンテンツが、僕にとって「箱根駅伝」なのだ。その予行となる、出雲と全日本の情報はより楽しむためにかけがえのないものなのだ。

 

とまあ、なんとも仰々しい話にお付き合いいただき恐縮である。で、全日本を再生したところ、大本命は駒澤大学、対抗が青学を確信させられた。2校ともに強い。が、他にも強い大学がわさわさいることもわかった。戦国駅伝と呼ぶとおり、ちょっとしたミスで勝負は大きく左右される。20kmを超える距離を10人で走るわけだから、不調 (ミス) はあるだろう。それを見抜いてオーダーを組む監督の手腕と、選手のど根性がお正月に炸裂するのだ。そう、現代の若者にだってきちんとど根性は備わっているのさと確認できるのもいい。もちろんビールはサッポロ黒ラベルだよ!!
 

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